自分の感情を整理する新習慣「パッチワーク日記」
手帳の製造を70年以上手掛けてきた伊藤手帳株式会社が、新しい夜専用の日記帳「パッチワーク日記」を発表しました。この製品は、日々の感情や出来事を整理し、心を穏やかにすることを目指しています。この日記帳は2024年8月21日から応援購入サービス「Makuake」にて先行販売されます。
「パッチワーク日記」の魅力とは?
「パッチワーク日記」は、1日の終わりにその日の気持ちを記録することができる特徴的な日記帳です。従来の日記とは異なり、感情や出来事を視覚化するためのマップ化が可能です。具体的には、直径1.2㎝の丸の中に感情の強さを記入し、それを繋いでいく書き方が推奨されています。絵筆や色を使って自分だけの感情の表現をすることで、心の整理を助けることができます。
この商品は、厚生労働省が令和6年に発表した「健康づくりのための睡眠ガイド」における日本人の睡眠時間の短さに着目しています。令和元年の調査では、男性37.5%、女性40.6%が平均睡眠時間6時間未満という状況が確認されており、特に特定の年齢層ではその割合が高くなっています。「書いて身体と心を健康にする」というコンセプトのもと、感情を整理することで睡眠の質を向上させようという試みです。
使用方法も多彩
「パッチワーク日記」の使い方は非常に自由です。感情の出来事を記入し、それを線で繋ぐことで様々な形の丸が形成されていきます。また、従来のように文章で長い日記を書くことに抵抗がある方でも、丸を使うことでストレス無く日記を続けられます。さらに、イラストやスタンプを利用することで、楽しみながら思い出を記録することができます。抵抗のある長文を書く必要がなく、気軽に一言だけの記録を残せる点も大きな特徴です。
開発の背景と影響
このプロジェクトは、名古屋市立大学の経済学部の学生4名によって考案され、伊藤手帳が商品化を行いました。ネーミングには「パッチワーク」という技法が使われており、異なる柄の布を組み合わせて一つの作品に仕上げるように、個々の感情や出来事を繋げていく意味が込められています。
「パッチワーク日記」は128ページで、価格も税込みで1,870円という手頃なものです。Makuakeでも早期購入特典も用意されており、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
未来への展望
伊藤手帳株式会社は、手帳の製造工程を経てコンセプトを具現化することで、消費者に新しい体験を提供していく計画です。このような取り組みを通じて、人々が自らの感情を見つめ直し、より良いライフスタイルを実現する手助けをしたいと考えています。今日の振り返りと感情の整理を「パッチワーク日記」で楽しみながら行い、質の高い睡眠を手に入れましょう。