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東京諸島の新たな魅力を発見

2016年2月6日から14日まで、伊豆大島で「わたしの東京諸島」写真展が開催されます。このイベントは、第61回伊豆大島椿まつりの公認イベントとして位置づけられ、東京諸島各島の魅力を国内外に発信することを目的としています。会場となる大島開発総合センター大集会室では、約100点の写真が展示され、訪れる人々に東京諸島の美しさを伝えます。

写真展の詳細

写真展では、東京観光写真倶楽部が9つの島（三宅島、大島、式根島、新島、利島、御蔵島、神津島、八丈島、青ヶ島）で撮影した作品を展示します。全ての作品はフィルムカメラで撮影されており、独特の質感と温もりを感じることができます。写真は菅原一剛氏によってセレクトされ、カラーとモノクロの印画紙に出力されたパネル形式で展示されます。

ワークショップの開催

また、6日と7日には、大島に住む子供たちを対象にした撮影ワークショップも行われます。「写ルンです」を使用し、島の風景を撮影してもらい、翌日にはスライドショーで作品を鑑賞し、その後展覧会に展示されます。この活動は子供たちに自分の住む島の魅力を再発見する機会となります。

福島との交流会

さらに、日本赤十字社との連携によって、福島県の高校生たちとの交流会も企画されています。自然災害の経験を持つ彼らが大島での撮影を通じて、新たなコミュニケーションの場を持つことが期待されます。これにより、福島と大島の高校生たちが感じたことや撮影した写真がどのように交流を深めるかを観察できる貴重な機会となります。この写真展は、単なる展示にとどまらない多面的な意義を持つものとなります。

継続的な発信活動

このイベントが成功裏に進めば、写真展は東京都庁展望台や東京諸島の他の島々でも巡回展示が予定されています。これにより、東京の魅力をより多くの人々に伝え、観光誘致の一環としての役割を果たすことが期待されています。特に2020年のオリンピックを視野に入れた取り組みの第一弾と位置づけられており、今後の活動が楽しみです。

特設サイトの開設

写真展に関連した特設サイトも開設されており、菅原一剛氏による「東京諸島フォトエッセイ」や島の歴史、観光スポットの情報も掲載されています。これを通じて、訪れる人々が東京諸島の魅力を再認識し、実際に訪れたくなるようなコンテンツが盛りだくさんです。

この写真展は、東京の素晴らしさを伝えるだけでなく、地域住民にとっても自分たちの島の魅力を再発見するきっかけとなることを願っています。是非、足を運んでその魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

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