特殊清掃の実態
2025-06-26 12:28:14

特殊清掃員のリアルな現場を描いた新刊コミックエッセイのご紹介

特殊清掃員のリアルな現場を描いた新刊コミックエッセイ



2025年6月26日(木)、株式会社竹書房から特別なコミックエッセイ『特殊清掃の現場で見たリアルな死』が発売されます。この作品は、女性特殊清掃員の小島美羽さんが3000件以上の現場での体験をもとに、漫画家のポレポレ美さんが描いたものです。特殊清掃という、一般にはあまり知られていない仕事の真実が描かれています。

あらすじ



小島美羽さんは、別居中の父親の死をきっかけに特殊清掃という職業に就きました。これまで、病死や自死、さらには殺人事件の現場などで多くの依頼をこなしてきた彼女が、一般には決して見られない現実を明かします。特に孤独死の現場に立ち会った経験から得られた感情や思いを、作品を通じて読者に伝えます。

目次の内容



本作は、全18話からなり、それぞれのエピソードが独自の物語を持っています。例えば、熱中症で亡くなった方の清掃現場や、持病による孤独死の現場、冬におけるヒートショックの恐怖、そしてコロナ禍以降の特殊清掃の実態など、多岐にわたるケースが描かれています。特に印象的なのは、清掃中に起きた驚愕の出来事や、壮絶なゴミ屋敷の前編・後編など、切実な状況がリアルに描かれています。読者は、彼女の体験を通じて、死と向き合うことの難しさ、そしてそれに付随する感情を感じることでしょう。

特徴的なエピソード



作品の中でも特に際立ったエピソードには、以下の内容があります。
  • - CASE1: 大量のゴミと酷い異臭が充満する孤独死の部屋
  • - CASE2: 誰も迷惑をかけないように遺書を残して自死した故人のスペース
  • - CASE3: 恐ろしい血の海が広がる殺人事件が起きたコンテナハウスの清掃
これらのエピソードは、ただの清掃作業以上のものであり、読者は登場人物たちの悲しみや複雑な情緒に触れながら、生死について考えるきっかけになるでしょう。

書誌情報



『特殊清掃の現場で見たリアルな死』はA5判144ページで、税込価格は1,430円となっています。詳細は竹書房の公式サイトで確認できます。

作家情報



原案を手掛けた小島美羽さんは、埼玉県出身で、2014年から遺品整理の現場で活躍しており、その経験を元にさまざまな活動をされています。また、漫画を描いたポレポレ美さんは、多数の受賞歴がある実力派の作家です。この作品における両者のコラボレーションが、読者に新たな視点を提供することになるでしょう。

今まで忘れ去られがちだったこの特殊な仕事の裏側を、ぜひ手に取って知ってみてください。彼女たちの物語を通じて、あなたも新たな発見をすることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社竹書房
住所
東京都千代田区三番町8番地1 三番町東急ビル 6階
電話番号
03-3264-1576

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