オークネットが子会社を統合、新会社サークラックスが誕生

オークネット、ギャラリーレアとデファクトスタンダードを合併

株式会社オークネット（本社：東京都港区）は、子会社であるギャラリーレアとデファクトスタンダードを合併し、2024年7月1日に新会社「サークラックス」として始動することを発表しました。

合併の背景

オークネットは1985年に世界初のリアルタイム中古車オークションを開始以来、中古デジタル機器やブランド品など、様々な市場に進出してきました。特に、ファッションリセール事業に注力し、2015年にはオークネット・コンシューマープロダクツという子会社を設立し、ブランド品のオンラインオークションを支援しています。

2020年にはギャラリーレアを、2024年にはデファクトスタンダードを子会社化し、現在は国内外で5,500社以上、年間取扱高520億円を超える事業へと成長しました。

ギャラリーレアは、高価格帯商材を中心に実店舗での接客力を強みとし、デファクトスタンダードはオンラインでの買取・販売に特化することで、異なるニーズに応えています。

この合併により異なる強みを持つ両社のリソースやノウハウを統合し、事業シナジーの最大化とコスト削減を図り、オークネットのファッションリセール事業をさらに成長させることが目的です。

新会社「サークラックス」のビジョン

「サークラックス」という名前は、“Circular（循環）”と“Luxe（上質）”を組み合わせた造語です。この名称には、物だけでなく、その背後にある価値と想いを循環させるというビジネスの核心が込められています。また、“Luxe”という言葉には、ブランドや価格に関係なく、誰にでも自信を持って手に取ってもらえるような一品を届けたいという思いが表されています。

サークラックスは、単なる再流通にとどまらず、「次の人へと想いを受け継ぐ循環」をデザインすることを目指しています。