デイブレイク、特殊冷凍技術で新鮮な日本食を世界へ発信する挑戦

デイブレイク株式会社は、東京都品川区に本社を構え、特殊冷凍技術に特化した食品会社です。その技術を駆使して、2024年に開催される「2024 JAPANESE FOOD EXPO」に出展することが決まりました。このイベントは、アメリカ国内で最大規模の日本食イベントであり、デイブレイクはその中で新鮮な日本食を消費者に届ける取り組みを行います。

「2024 JAPANESE FOOD EXPO」への出展

「2024 JAPANESE FOOD EXPO」は、米国のNPO法人「日本食文化振興協会」が主催し、ジェトロ（日本貿易振興機構）との共催で開催されます。開催地はロサンゼルスとニューヨークで、期間はロサンゼルスが2024年11月2日から3日、ニューヨークが11月7日から10日となっています。このイベントでは、約1万人の来場者が見込まれており、高品質日本食や日本飲料の試食試飲が行われるため、デイブレイクにとっては、大きなビジネスチャンスとなります。

デイブレイクは、特殊冷凍テクノロジーにより食材の風味や食感を保持し、出来たての味を再現することが可能です。この技術により、海外市場への販路拡大を目指しているのです。今回の出展は、デイブレイクにとって初の海外食品展示会への参加であり、新たな挑戦として注目されています。

コールドチェーンの確立

デイブレイクは、高品質冷凍食品を海外に輸送する際の品質管理についても、特に注意を払っています。温度管理による品質劣化を防ぐため、コールドチェーンの構築が課題となっていました。今回の出展時に、実際に輸送される商品の温度変化を記録し、最適な温度管理を行う検証を実施します。この実証結果をもとに、将来的には海外の消費者に新鮮な日本食本来の美味しさを届けることが目標です。

展示商品の紹介

デイブレイクのブースでは、日本で特殊冷凍されたにぎり寿司やおにぎり、うな重を展示し、解凍された手毬寿司の試食も提供します。特に、手毬寿司は来場者に直接体験してもらい、その味わいを楽しんでもらうことが狙いです。このような新鮮な日本食を、特殊冷凍技術でいかに美味しく保つかは、デイブレイクの技術力を具現化する場でもあります。

デイブレイクの特殊冷凍技術とは？

デイブレイクの特殊冷凍技術は、急速冷凍やそのための特殊な機器を用い、食品の細胞を傷めずに質の高い冷凍を実現しています。この技術により、食品のうまみ成分の流出を防ぎ、元の形状や食感を維持することができます。特に「アートロックフリーザー」と呼ばれる冷凍機は、業務用の加工食品としても高い評価を得ており、今後の展開に大きな期待が寄せられています。

これからのデイブレイクの挑戦

デイブレイク株式会社は、創業以来、「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」というミッションを掲げ、特殊冷凍技術を中心に事業を展開してきました。海外市場への進出は、そんなミッションの実現に向けた大きな一歩です。今後も新しい食の可能性を提案し続け、食品業界におけるリーダーシップを発揮していくでしょう。国際的に新鮮な日本食が愛される時代が訪れることを期待し、デイブレイクのこれからの展開に目が離せません。