マーケター特集
2025-10-03 10:45:09

マーケティングの革新者たち!「マーケター・オブ・ザ・イヤー2025」に輝いた皆さん

「マーケター・オブ・ザ・イヤー2025」受賞者発表!



2025年10月3日、日経BPが運営するマーケティング専門メディア「日経クロストレンド」が、「マーケター・オブ・ザ・イヤー2025」の大賞を発表しました。この賞は、新たな市場を創出した人物や画期的なビジネスモデルの構築者を称えるもので、過去8回目の開催となります。

大賞受賞者は?



今回、特に際立った活躍を見せた受賞者は、日本ハムの岡村香里氏と加藤雄太氏です。彼らは「シャウエッセン 夜味」という新しい商品で大賞を獲得しました。この商品は、朝と昼に食べるという固定概念から逸脱し、夜に楽しむための新たなニーズを喚起することに成功しました。

「シャウエッセン 夜味」



ロングセラーブランドである「シャウエッセン」は、40周年を迎えたこともあり、今までの固定化された需要を見直す必要があると考えられました。これに着目した岡村氏はプロモーションを担当し、加藤氏が味の開発を行った結果、「夜味」という名前で新たな利用シーンを具現化することに成功しました。このマーケティング戦略が、消費者や社会に「前向きな変化」をもたらすという日経クロストレンドのビジョンに寄与しました。

優秀賞の成果



優秀賞には、いくつかの素晴らしい取り組みが選ばれました。

1. 花王のマーケティング改革
花王の野原聡氏は、全社的なブランド改革によって各部門を統合した商品開発体制を実現し、迅速なマーケティングを行いました。これにより、新ブランドの開発と既存ブランドの刷新を繰り返し、消費者のニーズに応えるヒット商品を生み出しています。

2. リカバリーウェア「BAKUNE」
TENTIALの岩松氏は、累計販売数100万セットを達成したリカバリーウェア「BAKUNE」のマーケティングを指揮。アスリートの意見を反映し、特殊な素材を用いることで健康への価値を提供し、広く評価されています。

3. 「丸亀うどーなつ」
丸亀製麺の南雲氏は、消費者調査を基に開発した新商品が2,000万食以上のヒットを記録しました。この取り組みから、消費者に喜ばれる商品を生み出す力が強化されています。

4. 地域共生コンビニ
ローソンの髙橋氏は過疎化地域における新しいビジネスモデルを構築。撤退するスーパーに代わるサービスを提供し、地域活性に成功しています。

5. KAWAII LAB.
アソビシステムの木村氏は、アイドルグループをプロデュースし、その人気は数十億回の再生数に達しています。「かわいい」の再定義を行うことで、多様なファン層を獲得しています。

地方編の受賞者も注目



また、地域に根ざした取り組みも評価され、「おてつたび」や「ポイポイバトラー」といったアイデアが注目を集めました。特に「おてつたび」は、旅行者と地方の事業者を結びつけ、新たな交流を創出しています。

審査基準と評価項目



審査は、志、挑戦、便益、実行、話題性の5つの観点から行われます。受賞者はそれぞれ、新しい市場を築き、消費者のニーズを深く理解した上で、持続可能なソリューションを提供しています。

今後も、日経クロストレンドでは受賞者のインタビューやマーケティング活動の詳細を公開していく予定で、マーケティング戦略の最前線を常に追い続けます。また、「ad:tech tokyo」におけるディスカッションイベントも要注目です。

皆さんも、これらのマーケターの取り組みにぜひ目を向けてみてください!


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会社名
株式会社 日経BP
住所
東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
電話番号

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