WBCライトフライ級新チャンピオン岩田翔吉、復帰戦の舞台裏
WBCライトフライ級の新チャンピオン、岩田翔吉(30)は、失意の中から復活を遂げました。彼が挑んだのは6月15日に放送・配信予定のエキサイトマッチSPでの一戦です。この試合は、王者ノックアウト・CPフレッシュマート(35=タイ)と岩田が対戦するもので、彼の解説が聞ける貴重な機会です。
失った宝を取り戻すための戦い
岩田は2023年3月15日、横浜BUNTAIで行われたWBCライトフライ級選手権でノックアウト・CPフレッシュマートに挑み、見事TKO勝利を収めました。この戦いは、昨年3月にWBO同級王座を失った彼にとって、1年ぶりのタイトル戦でした。負けた後の心の葛藤を振り返る岩田は、「あの試合で失望感に苛まれた。ボクシングを続けるかどうか迷った」と語ります。その間、周囲のサポートを受け、再起を決意したのです。
新たなスタイルで挑んだ試合
王者ノックアウトは、WBA世界ミニマム級王座を16度防衛した実力者であり、昨年12月にはWBC世界ライトフライ級王座決定戦で勝利を収め、2階級制覇を達成しています。そんな難敵に対して、岩田は「自分の殻を破りたい」という思いで新しいスタイルを磨き続けました。
試合のスタートから、岩田はこれまでのボクシングスタイルとは見違えるほどの動きを見せました。「出入りとスピードを重視し、常に動いて拳を出し続けるスタイルに挑みました」と語る彼。サンティアゴ戦での反省点を活かし、今回は相手に主導権を握らせることなく、ゲームを進めました。
3ラウンドには偶然のバッティングでノックアウトの左目がカットされ、出血戦に突入します。状況は厳しかったものの、岩田は逆に冷静さを失わず、効果的な右フックを当て続けました。最後は怪我の影響でノックアウトが試合を続行できず、岩田は3-0の判定勝ちを収めました。しかし、その後のビデオレビューでノックアウトの傷が有効なパンチによるものであったことから、結果はTKO勝ちに修正されました。
さらなる高みを目指して
再スタートを切った岩田は、この勝利に心から満足している様子でした。「苦しい1年を乗り越え、諦めずにボクシングを続けて本当に良かった」と話します。次の試合では、19戦無敗の挑戦者エリク・バディージョ(30=メキシコ)との防衛戦が考えられています。そのため、岩田は「強敵だが、全力で勝ちに行くつもりです。この調子でボクシングの精度を上げて、4団体統一にも自信があります」と、強い意気込みを示しました。
同番組には、WBO世界フライ級の王者アンソニー・オラスクアガが軍門に迎える飯村樹輝弥の防衛戦も放送されます。興味がある方は、6月15日(月)午後9時からWOWOWで放送・配信されるこの試合をお見逃しなく!
番組情報
- - 番組名: エキサイトマッチSP
- - 放送日: 6月15日(月)午後9:00
- - 放送媒体: WOWOWライブ、WOWOWオンデマンド
- - 出演者: スペシャルゲスト岩田翔吉、解説浜田剛史、長谷川穂積
さらに、追加の試合情報や各対戦カードに関する詳細は、WOWOWの公式サイトでチェックしてください。