2025年開催の第5回全日本PANNA選手権大会の魅力と新たな挑戦

はじめに

2025年3月、日本のストリートサッカーシーンで待望のイベントが行われます。それが「第5回全日本PANNA選手権大会」です。この大会は、欧州発祥のストリートサッカーを通じて次世代のプレイヤーたちに新たな目指す場所を提供することを目的にしています。特に注目の選手たちが技を競い合うこの大会の魅力を深掘りしていきます。

大会の詳細

開催日と会場

大会は3つの異なる日程で行われます。

- 関東予選：2025年3月1日（土）、すみだパークプレイス
- 関西予選：2025年3月8日（土）、PARKDAY
- 決勝大会：2025年3月22日（土）、竪川親水公園

会場は東京都墨田区と大阪府に位置し、都会の中で行われるストリートサッカーの迫力に満ちた戦いを見ることができます。

競技カテゴリー

大会は以下のカテゴリーに分かれています。

- U-12
- OPEN
- O-40
- 女性

年齢や性別に関係なく、誰でも参加できるこの大会は、ストリートサッカーの多様性と公平性を象徴しています。

対戦形式

予選大会ではリーグ戦が採用され、決勝大会ではリーグ戦及びトーナメントが行われます。この形式は、選手たちにとってより多くの対戦機会を提供し、公平な結果をもたらします。

PANNAとは何か

1対1のストリートサッカー

PANNA（パナ）は、直径5メートルの囲いの中で3分間行われる1対1のストリートサッカーです。大きな特徴は、弾まないデニムボールを使用しているため、ボールが囲いから出ることがほとんどない点です。フィジカルコンタクトよりも高度な足技が求められ、ゴールサイズも小さく（1m×0.3m）、コントロールシュートの技術が鍵となります。

特に「股抜き（PANNA）」の技が決まると、その瞬間にノックアウト勝ちとなるルールは、選手たちに絶え間ない緊張感をもたらします。これにより、試合は常に白熱し、観客を惹きつけて離しません。

過去の大会の軌跡

本大会は2018年に始まり、以来多くの注目選手が登場しました。初回の大会では小黒拓人選手が優勝し、準優勝の森川獅大選手はその後デンマークで開催されたU-15世界大会で日本人初のチャンピオンとなりました。

その後の大会でも小黒選手は連覇を達成し、多くの若手選手たちが国際大会で結果を残してきました。2023年に4年ぶりに開催された大会でも新たなスター選手が誕生し、ストリートサッカーの未来が大いに期待されています。