大日本印刷とRenewCO₂
2026-01-16 10:28:00

次世代素材開発へ向けた大日本印刷とRenewCO₂の新たな協業

大日本印刷とRenewCO₂の戦略的提携



大日本印刷株式会社(DNP)は、米国のスタートアップ企業RenewCO₂ Inc.(レニュー・シーオーツー)への出資を発表しました。この提携は、環境負荷を軽減し、持続可能な素材開発に向けた重要な一歩となります。RenewCO₂は、水と二酸化炭素(CO₂)を利用して、化学物質や燃料への変換技術を行っている企業です。

RenewCO₂の技術



RenewCO₂が持つ技術は、特に化学品製造におけるCO₂の利活用において革新的です。具体的には、同社は二酸化炭素からモノエチレングリコール(MEG)や持続可能な航空燃料(SAF)、さらにはギ酸を生成します。MEGは、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂の主要な原料であり、需要が高まる中、RenewCO₂の技術は将来的に新しい市場を切り開く可能性を秘めています。

DNPは、この技術が持つ環境的優位性に注目しています。RenewCO₂の製品は、従来の方法よりも温室効果ガスの排出量を大幅に削減でき、実質的には「カーボンネガティブ」とされています。これは製品のライフサイクル全体で見たときに、CO₂の吸収が排出を上回ることを意味し、持続可能な社会に向けての大きな利点です。

DNPの環境ビジョン



DNPは「DNPグループ環境ビジョン2050」を掲げており、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指しています。このビジョンの一環として、CO₂の回収・貯蔵・利用(CCUS)などの取り組みを行い、環境に配慮した製品の開発を進めています。RenewCO₂への出資は、このビジョンを実現するための重要な手段となります。

協業の内容



DNPとRenewCO₂の協業内容は、特にRenewCO₂の製造装置に使用される電極部材の開発に焦点を当てています。DNPは、自社が得意とするインキ分散や塗工技術などを活かし、電極部材の性能向上を目指します。この技術的な支援により、RenewCO₂の製品はさらなる高性能化が期待されています。

また、両社の協力により、RenewCO₂の製造装置の社会実装も進められる見込みです。DNPは、自社の量産化技術を活用し、この実装を加速していく考えです。

今後の展開



DNPは、RenewCO₂との連携を通じて、2030年を目標に量産技術の確立に向けて取り組みます。これにより、環境意識の高いパートナーと協力して、RenewCO₂が製造したMEGを使ったPET樹脂製品の開発も推進します。工業市場において、カーボンネガティブな材料を社会に実装することで、持続可能な社会の実現に寄与していくでしょう。

DNPとRenewCO₂の協業は、環境問題に対応する新しいビジネスモデルの一環として、産業界や消費者に大きな影響を与えることが期待されています。持続可能な未来に向けた取り組みとして、両社がどのような成果を上げていくのか注目です。


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会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

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