ゼロボードの新展開
2025-11-04 11:33:06

ゼロボードが物流GHG排出量算定事業をAddedから譲受し更なるサステナビリティ支援へ

株式会社ゼロボードが物流GHG排出量算定事業を譲受



株式会社ゼロボード(東京都港区)は、サステナビリティ経営を支援する企業としての取り組みを拡張し、株式会社Added(東京都千代田区)から物流由来のGHG(温室効果ガス)排出量算定事業を譲受しました。この譲受は2025年11月1日付で完了し、ゼロボードはこの事業を「Zeroboard」サービスに統合することで、物流におけるGHG排出量の算定精度を向上させ、企業の排出削減を支援する体制を強化します。

物流GHG排出量算定の重要性



近年、企業はサプライチェーン経営において、間接排出(Scope 3)を削減することが求められています。特に、物流におけるGHG排出量は企業の環境負荷の中で高い割合を占めています。しかし、委託先からのデータ取得が難しいため、正確な算定ができないという課題が存在します。さらに、燃料コストの高騰や人手不足という社会課題も影響し、環境に対する情報開示が企業にとって重要な競争要素になっています。

このような背景を踏まえ、ゼロボードはAddedが展開するSaaS「CAMOTSU」を活用し、物流データの自動収集・算定により、企業が求めるGHG排出量の可視化と最適化を進めることを目指しています。

事業統合によるシナジー



ゼロボードは、Addedから物流算定に必要な知的財産やソフトウェアを譲受し、既存の顧客契約を引き継ぎます。これにより、顧客企業に対して、ワンパッケージでのサービス提供が可能となり、物流由来のGHG排出量の効率的な算定を実現します。新たなルールである改正物流効率化法やSSBJ開示基準に対応したソリューションも、企業に対して一体的に提供します。

環境対応による競争力の強化



ゼロボードは、大手物流事業者との連携を強化し、業界全体でのGHG排出量算定を効率的に実施するプラットフォームを構築します。これにより、中小物流事業者も環境データの提供が容易になり、企業のGHG算定を支援する仕組みを目指します。この新しい取り組みは、サステナビリティに対する企業の姿勢を変え、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となります。

企業のコメント



ゼロボードの代表取締役、渡慶次道隆氏は、「Added社の事業を引き受けることで、物流由来のGHG排出量の算定・削減をサポートする体制が整いました。これからも、脱炭素社会の実現に貢献していきます」と述べています。

また、Addedの代表取締役社長、神垣耕一氏は、「ゼロボード社との連携により、より良いサービスを提供できる準備が整いました。今後は双方の強みを活かして、企業のサステナビリティ推進を支援していきます」と期待を寄せています。

会社概要



株式会社ゼロボードは、ESG関連データの収集・管理・開示支援のクラウドソリューション『Zeroboard Sustainability Platform』を提供しており、様々なプロダクトで企業のサステナビリティ経営をサポートしています。同社は毎月、脱炭素経営に関するウェビナーを開催し、最新の情報を提供しています。詳細は公式ウェブサイトを参照してください。

この新たな事業譲渡により、ゼロボードのサステナブルな取り組みが一層加速され、顧客企業の環境対応が強化されることが期待されます。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社ゼロボード
住所
東京都港区三田三丁目5-27住友不動産東京三田サウスタワー 10階
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 港区 ゼロボード GHG排出量 Added

Wiki3: 東京都 港区 ゼロボード GHG排出量 Added

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。