UHCキャンペーンがいよいよスタート
「誰もが健康に生きられることが当たり前であってほしい」。この理念をもとに、国際保健協力市民の会(シェア)がUHCキャンペーンを実施します。2023年11月12日から始まり、12月25日まで続くこのキャンペーンでは、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の普及を目指し、さまざまなイベントや情報発信を通じて頑張っていきます。
UHCとは?
UHC(Universal Health Coverage)は、全ての人々が必要な時に、手頃な費用で基本的な保健医療サービスを受けることができる状態を指します。これは単なる理想像ではなく、実現が求められる重要な概念です。外務省の情報によれば、UHCは2015年の国連サミットで掲げられた持続可能な開発目標(SDGs)の一部としても位置づけられています。
シェアの取組み
1983年に設立されたNGOシェアは、医師や看護師、学生などから成る団体で、草の根運動を通じて、カンボジアや東ティモール、日本において保健医療活動を推進しています。全ての人が健康に暮らせる世界を目指し、活動を続けているシェアは、UHCキャンペーンを通じて、国際的にも権利の重要性を広めています。
UHCキャンペーンの主要な活動
キャンペーン期間中には、UHCに関する様々なイベントが開催されます。以下はその一部です:
1. 日本における医療通訳体制を考える
- - 日程: 2025年11月22日(土) 13:30~16:30
- - 場所: オンライン
- - 参加費: 無料
詳細は後日公開されます。
2. コーヒーを片手に健康を考える朝
- - 日程: 2025年12月13日(土) 10:00~11:30
- - 場所: オンライン
このイベントでは、東ティモールをテーマに健康の重要性について話し合います。
ファンドレイジング活動
UHCキャンペーンでは、ファンドレイジングも行われます。
フェアトレード商品販売
- - コーヒーを飲んで健康を届けよう!
- - 期間: 2025年11月5日(水)~12月25日(木)
コーヒーの購入を通じて、東ティモールの子どもたちに必要な健康サービスが届けられます。
冬の募金キャンペーン
- - 期間: 11月12日(水)~2026年2月28日(土)
- - 目標金額: 400万円
カンボジア、東ティモール、日本での保健医療活動を支援するため、募金活動も行われます。
みんなで考えよう
UHCキャンペーンに参加し、全ての人が健康にアクセスできる社会の実現に向けて、一緒に考えて行動してみませんか? 誰もが健康に生きるために、あなたの参加が大切です。行政や国際機関との連携を通じて、ぜひ格差をなくし、健康な社会の実現を目指しましょう。