月岡ツキの新しい一歩
2024年12月5日、株式会社飛鳥新社から月岡ツキさんの初著書『産む気もないのに生理かよ!』が出版されます。著者は30代の女性たちから圧倒的な支持を受ける評論家であり、ポッドキャスト『となりの芝生はソーブルー』の話し手です。この書籍は「子供を産むか産まないか」というテーマで彼女自身の思いや葛藤を赤裸々に表現しています。
三宅香帆の推薦
著名な作家・三宅香帆さんも、月岡ツキの新著を推薦しています。「あなたの人生はあなただけのものだ」と語る三宅さんの言葉が、この本のメッセージをより強く響かせています。月岡さんの文章は、読者が自らの選択を考える手助けをし、孤独な戦いを共感的に照らします。
子供を産む選択の重み
「母になりたい」と思えるか、または「母になりたくない」と断言できるのか。月岡さんは、この二者択一の選択に対し、自らの立場や状況を反映しながら真摯にアプローチしています。彼女は、出産に対する疑問や不安、また現代社会が女性に求める「母」の役割について考察します。
特に、結婚適齢期や出産適齢期とされる30代女性が直面する問いは、多くの人に共感を呼び起こします。周囲の期待や質問に対し、月岡さんは勇敢に自らの心情を吐露し、選ぶことの自由を再確認する過程を描いています。
書籍の内容
著書は6つの章から成り立っており、それぞれが「産む産まない問題」を異なる角度から考えます。例えば、出産そのものに対する疑問から始まり、令和における「母」を担うことの難しさ、母親としてのアイデンティティ、そして社会における子育てへの不安まで、幅広いテーマが網羅されています。
月岡さんは、出産を選ばないことに対する世間の偏見や不安についても触れています。「子育て世代を尊重」という言葉の裏に潜むプレッシャーや、なぜ「子供を産まない選択」をする人々が存在するのか、40の理由を挙げて言及します。これにより、読者は自らの考えを見つめ直すきっかけとなるでしょう。
新たな視点の提供
月岡ツキの『産む気もないのに生理かよ!』は、単なるエッセイ集ではありません。自らの生活や価値観を通じて、子供を持たない選択をすることがどれほど深いものであるかを示しています。この本は、子供を持つことだけが幸福ではなく、それ以外の生き方に光を当てる重要な一冊です。
この本を通じて、月岡さんは読者に、自分自身の意思で選択する力を与えてくれることでしょう。月岡ツキさんの新著は、現代の女性にとって重大なテーマを考えるための必読書です。発売は2024年12月5日。どうぞお見逃しなく。
商品詳細
- - 書名: 産む気もないのに生理かよ!
- - 著者: 月岡ツキ
- - 定価: 1760円(税込)
- - 発行: 飛鳥新社
- - 判型: 四六判・並製・240ページ
- - Amazonストア: こちらから購入できます。