膵臓がんを克服した保育士が歌う、その勇気と希望のストーリー
愛知県江南市のボランティアバンドであるむらっこバンドは、膵臓がんの「余命1年」を乗り越え、現在もその歌声を届けています。このバンドは、現役の保育士で代表を務める松本聖子さんを中心に結成されており、彼女の壮絶な闘病生活と歌への情熱が多くの人々を感動させてきたのです。
ボランティア活動の継続に向けたクラウドファンディング
バンドは、9月17日にスタートさせたクラウドファンディングを通じて、活動資金を集めています。目標金額は10万円ですが、開始初日に達成し、現在は209,500円以上を集めることに成功しています。集まった資金は、愛知県を中心に高齢者施設や地域イベント、がん患者の集いへの訪問ライブに使われ、また、仲間が書いた楽曲「命の証」のCD制作にも充てられます。
年間約35回の訪問ライブ
むらっこバンドの活動は、年間約35回の訪問ライブに及び、高齢者やがん患者の集いに心を寄せています。メンバーはそれぞれ仕事を持ちながら週末を利用して演奏に貢献しており、愛知県のみならず岐阜県や静岡県、兵庫県、栃木県などにも足を運んでいます。演奏はすべて無償で行うものの、移動や楽器の維持費はメンバーの自己負担となっており、支援の規模が活動をさらに広げる鍵となります。
膵臓がんとの闘い
松本さんは、3年前に背中の痛みを訴え受診した結果、膵臓がんと診断されました。告げられた余命は僅か1年。しかし、彼女は抗がん剤治療と手術を経て、今では回復し、再び保育士としての仕事にも復帰しています。歌は彼女にとって大きな支えであり、治療中も仲間が書いた「命の証」という曲が、松本さんの生きる力となりました。
仲間たちとの絆
むらっこバンドのメンバーは、各々異なる経験を持ち寄り、命の尊さを伝えるという共通の目的で活動しています。ギタリストは父を事故で失い、カホン奏者は自身が生死の境を彷徨った経験を持つなど、メンバー同士のサポートが彼らの絆をより深めています。
未来に向けて
松本さんは「余命1年と言われた当時は、歌えないかもしれないと思いましたが、仲間のおかげで再び歌える場所に戻ることができました。歌を待ってくれる人がいる限り、私はその場所へ向かい続けます」と、今後の活動への強い意欲を示しています。
むらっこバンドでは、今後も支援を呼びかけるクラウドファンディングを継続し、さらに多くの場所でその歌声を届けたいと考えています。彼らの音楽と人々への想いが、全国各地に広がることを心から願い、これからも注目していきたいと思います。
プロジェクト概要
- - プロジェクト名:膵臓がん「余命1年」を越えて。
- - URL:Makuake プロジェクト
- - 募集期間:2026年9月17日(木)〜10月30日(金)
- - 目標金額:100,000円(現在209,500円達成)
- - ネクストゴール:1,000,000円
- - リターン:オリジナルCD、出張ライブなど
次回は、どうぞこの勇気あるバンドの音楽活動を応援してみてはいかがでしょうか。