規格外野菜を活用した新しいメンタルヘルス研修が始まる！

規格外野菜を活用したメンタルヘルス研修がスタート！

株式会社Flourishingは、千葉県産の規格外野菜を使用したオンラインメンタルヘルス研修「WeFarmVege」を4月4日から提供開始しました。このプログラムは、フードロス削減とメンタルヘルスの向上を同時に実現する革新的な取り組みです。

新たなメンタルヘルス研修「WeFarmVege」

「WeFarmVege」は、農業体験を通じたメンタルヘルス研修「WeFarmBiz」の進化版として登場しました。企業からの「場所に縛られずに研修を受けたい」という要望を受け、オンライン形式で提供されることに。新鮮な千葉県産の野菜を使い、料理を通じてメンタルヘルスについての理解を深めるユニークなプログラムです。

参加者は、自宅で新鮮な野菜を使って料理をし、その過程でメンタルヘルスに関する知識を学びます。野菜のもつ色、形、香りを五感で感じながら、一人ひとりのメンタルヘルスの特性を理解していきます。オンラインキッチンでは、全員で協力して料理をし、最後にはランチトークを通じて深い相互理解が得られます。

フードロス削減とSDGsの目指す未来

本プログラムで使用される全ての野菜は、チバベジから仕入れた規格外野菜です。これらは見た目や傷が理由で廃棄されるはずだったものですが、味や品質には何の問題もありません。チバベジは、2019年の台風被害を契機に、こうした野菜を買取・販売してきました。

この取り組みは、SDGs「12. つくる責任、つかう責任」に貢献するものであり、フードロスを減少させ、環境への負担を軽減するという目的も持っています。「WeFarmVege」を通じて参加者は、楽しみながらメンタルヘルスの重要性を学び、さらに社会貢献にもつながるという一石二鳥の体験を得られるのです。

安全で安心な参加環境

t
今回の研修プログラムでは、参加者に自宅に事前に野菜が配送され、その際に必要な調理器具を含むオプションキットも用意されています。これにより、料理初心者でも安心して参加できるようになっています。

メンタルヘルスの社会的背景

厚生労働省によると、精神障害に関する労災補償の支給決定件数は年々増加しています。この状況を受けて、メンタルヘルスに関する研修の必要性が高まっています。本研修は、私たちのメンタルヘルスを生物的、心理的、社会的視点から捉えるBPSモデルを基に設計されており、包括的なアプローチでメンタルヘルスの問題を解決することを目指しています。