高校生が手がける新作RPG『リミットゼロブレイカーズ』の教育コラボプロジェクト

新作RPG『リミットゼロブレイカーズ』と教育現場の新展開

株式会社KADOKAWAが手掛ける新作PC・スマートフォン向けアニメーションアクションRPG『リミットゼロブレイカーズ（LIMIT ZERO BREAKERS）』が、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校・R高等学校（以下、N高グループ）とのコラボレーションで特別授業を実施すると発表しました。この授業は2025年10月から始まる予定で、高校生たちはオリジナルキャラクターの考案やマーケティング戦略を学ぶ機会を得ます。

プログラムの目的と内容

N高グループの課題解決型学習プログラム「プロジェクトN」では、生徒たちが社会で必要なスキルを身に付けることを目的としています。この授業の中で、彼らは『リミットゼロブレイカーズ』の認知度を高めるための様々な施策を考案。

授業は通学コースのαクラス（基礎クラス）とβクラス（発展クラス）で実施され、それぞれ異なる内容を持っています。αクラスでは、高校生が魅力的なオリジナルキャラクターやモンスターを考案し、イラストを制作。その後、KADOKAWAのゲスト講師が評価を行います。これにより、実際のゲームユーザーを意識したキャラクター制作の経験を積むことができます。

一方、βクラスでは、マーケティング戦略を考案することが重視されます。生徒たちは、広告代理店のクリエイティブディレクターのゲスト講演を受け、プレゼンテーションを通じて戦略の原案を発表します。この授業では、株式会社KADOKAWAの代表取締役社長である夏野剛氏からも講評を受ける機会があります。

授業の具体的なカリキュラム

○ 通学コース α（基礎クラス）

- カリキュラム名: 『リミットゼロブレイカーズ』を彩る！キャラクター創造プロジェクト
- 実施期間: 2025年10月3日（金）〜12月19日（金）
- 内容: ゲームユーザーに魅力的なオリジナルキャラクターやモンスターを提案し、プレゼンテーションを行う。
- ゲスト講師: 宮元恵美（KADOKAWA）
- ゲスト講評: 熊谷美恵（KADOKAWA）、ハン・ソクジュン（VIC GAME STUDIOS）、嵯峨寛子（週刊ファミ通編集長）
- 制作物: キャラクターやモンスターのイラスト、発表用スライド

○ 通学コース β（発展クラス）

- カリキュラム名: 『リミットゼロブレイカーズ』をヒットに導く！マーケティング企画プロジェクト
- 実施期間: 2025年10月3日（金）〜12月19日（金）
- 内容: マーケティング戦略の考案と施策原案のプレゼンテーションを行う。
- ゲスト講師: 桜町元（博報堂ケトル）
- ゲスト講評: 夏野剛（KADOKAWA取締役社長）、長谷川友洋（KADOKAWA）
- 制作物: マーケティング戦略に関する発表用スライド、施策原案

プロジェクトNの実施背景

この授業はN高グループが主導するプロジェクトNに基づいています。プロジェクトNは、PBL（Project Based Learning）の手法を取り入れ、学生が実際の社会課題を解決するためのスキルと知識を身に付けることを目的とした画期的なプログラムです。このプログラムは、2020年度グッドデザイン賞やキャリア教育アワード2021を受賞しているなど、成果が評価されています。

『リミットゼロブレイカーズ』について

新作RPG『リミットゼロブレイカーズ』は、アニメーションを駆使したアクションRPGであり、PC、スマートフォン向けに開発されています。VIC GAME STUDIOSが手掛け、NCSOFTがパブリッシングを行う本作は、公式サイトやSNSを通じて情報発信も行われています。

このコラボレーション授業は、高校生にとって貴重な体験を提供するだけでなく、業界との関わりを持つことで将来のキャリア形成にも寄与することが期待されています。今後の『リミットゼロブレイカーズ』の展開とともに、注目が集まる取り組みとなるでしょう。