医療機関向け新サービス開始
Dr.JOY株式会社は、医療機関向けに新たな未収金回収支援サービスを11月より開始します。このサービスでは、株式会社電算システムが提供する「電子バーコードマルチ決済」と連携し、医療機関が患者に対してSMSで未収金の請求を行い、患者はそのままスマートフォンで決済を行える仕組みを導入します。これにより、医療機関と患者の双方にとって負担の軽減が期待されています。
SMS一斉連絡機能の導入
本サービスの柱となるのが、Dr.JOYの「SMS一斉連絡機能」です。この機能は、医療現場に特化したメッセージ送信システムで、SMSを利用して複数の宛先に一度にメッセージを送信できることが特徴です。SMSは高い到達率を誇り、患者への登録情報や診療のお知らせをリアルタイムで受け取ることが可能です。
医療現場での課題
未収金対応は、医療機関にとって負担が大きくなりがちです。患者への電話連絡はつながらなかったり、請求書が戻ってくることも多く、さらに患者も日常生活で忙しく、支払いを後回しにしがちです。このように、連絡がしづらく払いにくい状況が、未収金の増加を招いていました。
新しい連携の特徴
新たに提供されるサービスは、Dr.JOYのプラットフォーム上で未収金情報の確認からSMS送信、入金状況の把握までを一元的に行える点が魅力です。このシステムを導入することで、医療機関は新たな決済インフラを構築する必要がなく、運用が簡単になります。医療機関のスタッフは、未収金情報を基にSMSを一斉に送信でき、患者はスマートフォンからコンビニや電子マネーで簡単に支払いができるのです。
期待されるメリット
医療機関側
- - 患者への督促電話や郵送対応が減少し、本業務に集中できる環境が整います。
- - 入金状況が自動的に把握でき、管理の負担が軽減されます。
患者・家族側
- - スマホからいつでも簡単に支払いができ、再来院や窓口訪問の手間を省けます。
医療機関全体
- - 未収金回収率が向上し、キャッシュフローが改善されます。
- - 業務の効率化が進み、コストを削減できます。
Dr.JOY社長のコメント
Dr.JOYの代表取締役社長であり医師でもある石松宏章氏は、「未収金対応は医療現場にとって長年の課題で、多くの負担がかかっている。今回のサービスを通じて、患者様と医療機関の双方の負担を軽減していきたい」とコメントしています。今回の連携は、医療従事者が日常的に利用している画面からサービスを自然に活用できるよう設計されており、実際の医療現場で役立つシステムになっています。
これからもDr.JOYは、医療従事者のニーズに応え、効果のあるプロダクトの提供に努めていきます。