HVC KYOTOが日本オープンイノベーション大賞を受賞
2023年2月5日、内閣府で開催された授賞式において、HVC KYOTOが「第7回日本オープンイノベーション大賞」の経済産業大臣賞を受賞しました。この受賞は、京都府、京都市、京都リサーチパーク(KRP)とジェトロを中心に、ヘルスケア領域におけるスタートアップ支援の重要性が評価されたものです。
HVC KYOTOとは
HVC KYOTO(Healthcare Venture Conference KYOTO)は、国内外のヘルスケア技術を持つスタートアップと、オープンイノベーションに興味を持つ企業や投資家が集まるプラットフォームです。この10年の活動を通じて、数多くのスタートアップへの支援を行ってきました。
受賞の背景
HVCは、ヘルスケア分野における国際的なプラットフォームの形成や、スタートアップの資金調達やビジネスマッチングの実績において優れた結果を残しています。このような取り組みが高く評価され、他の模範となる活動として認められました。
受賞者の声
受賞式では、HVCの主催者であるジェトロの村上義所長が、イベントの発展に尽力してきたことを誇りに思うと述べました。また、京都府経済交流課の澤田美香課長は、この受賞が地域の成長と持続可能な未来に繋がることを期待しています。
HVCの取り組み
HVCは、スタートアップの成長を支援するために、Demo Dayを通じたビジネスピッチやマッチングの場を提供しています。ここでは、英語でのプレゼンテーションが行われ、国内外の事業会社や資金提供者との接点を持つことができます。
今後の展望
HVCは、今後も新たなプログラムを企画しており、スタートアップと企業との連携をさらに強化する予定です。2025年に向けて、スタートアップや研究開発成果を実用化したい企業のエントリーが2月中旬から始まるため、多くの参加が期待されています。
日本オープンイノベーション大賞について
この賞は、オープンイノベーションの推進に寄与する取り組みを表彰するもので、毎年国内外から多くの応募があります。受賞者は、今後のイノベーションの発展に寄与することが期待され、社会的な影響も大きいと評価されています。
京都リサーチパークについて
京都リサーチパークは1989年に設立された日本初の民間運営によるサイエンスパークであり、530組織が集まっています。新しいビジネスや産業の創出を目的とし、様々な支援活動を提供することで、世界を変える可能性を秘めたスタートアップ企業の成長をサポートしています。