盛田のあま塩八丁赤だしが全国で栄冠を獲得
愛知県名古屋市に本社を置く盛田株式会社が、全国の味噌業界で名高い『第65回全国味噌鑑評会』で特別な賞を受賞しました。その名も、「一般社団法人中央味噌研究所理事長賞」。これを受けたのは、同社の代表商品の一つである『あま塩八丁赤だし』です。この受賞は、盛田が長年培ってきた技術と精神が高く評価された結果と言えるでしょう。
盛田株式会社は昭和29年に業界初の家庭向け赤だし用味噌を商品化し、料理人たちの手間を省き、手軽にプロの味を家庭に届けることに成功しました。その後も盛田は革新を重ね、より家庭での利用に適した商品開発に努めてきました。
今回受賞した『あま塩八丁赤だし』は、伝統的な豆みその豊かな風味を大切にしながらも、現代の健康志向に応えるために塩分を20%カットしています。この微妙なバランスが、多くの消費者から高く評価されているのです。この商品は、496円(税抜460円)で提供されており、全国の量販店やオンラインショップ『郷土味紀行』で手軽に購入することができます。
盛田は、受賞を機にさらなる品質向上と商品開発に注力し、食卓に家庭の味と健康を提供することを目指しています。勝利の背景には、伝統的な味噌づくりの技術と、それを現代に適応させる革新の精神があると言えるでしょう。
盛田の歴史と未来
盛田の歴史は、寛文5年(1665年)に遡ります。愛知県の小鈴谷村で清酒造りを始めたことから、その歴史は350年を超え、現在に至っています。日本の伝統的な発酵技術を利用して、しょうゆやみそ、料理酒、みりんなどを幅広く手がけ、食を支える企業として知られています。また、日本酒を主力に据えた酒類事業も展開し、注目されています。
企業の代表取締役社長である檜垣周作氏は、今後も伝統を守りつつ、新たな価値を創造することを目指し、次世代の食文化に貢献する意欲を燃やしています。
最後に、『あま塩八丁赤だし』の受賞を通じて、盛田のブランドは更なる信頼を獲得し、これからも消費者の期待に応え続けることでしょう。料理を愛するすべての人々に、その素晴らしい味わいを知ってもらうため、盛田は進化を続けます。なお、商品の詳細情報や購入は、オンラインショップ『郷土味紀行』をご覧ください。