初開催となる「Do-nan Innovation Gathering」
2026年2月20日、道南地域を活性化するための新たなイベントである「Do-nan Innovation Gathering」が、北海道大学函館キャンパスを中心に行われました。このイベントは、道南地域のスタートアップエコシステムの形成を目的としており、多様な参加者が一堂に会する貴重な機会となりました。
主催するのは株式会社Finch。彼らは、道南地域の起業環境を良化し、新たなビジネスの可能性を探るためにこのイベントを企画しました。
開催の背景と目的
道南地域には、起業や新事業に興味を持つ人材が多く存在していますが、実際には大学や地域の企業とのつながりが不足しているのが現状です。この課題を解消するために、大学や企業、行政関係者が対話を交えながら相互理解を深め、連携の可能性を広げる場を目指しました。
更に、本イベントは日英バイリンガルで進行し、国際的な視点も取り入れることで、参加者が多様なバックグラウンドからの知見を得ることができるプログラムが設計されました。
イベントのハイライト
この日、参加者は3つの会場を巡り、各地でさまざまなセッションが実施されました。
1.
SHAKE SAKE SESSION(北海道大学 水産科学未来人材育成館):
函館の起業環境についてのプレゼンテーション、学生によるClimate/Ocean Tech領域のピッチが行われ、新しいアイデアが発表されました。
2.
FUNDONAN MEETUP EXTRA(公立はこだて未来大学ミュージアム):
Computer Scienceに関連する企業や研究室が事業を紹介し、議論が展開されました。また、ここでも多くの技術や事業のポスター展示が行われました。
3.
Startup Culture Night(湯倉神社):
ここでは地域産業との交流が目的とされており、参加者たちは函館周辺の特産品を試食しながら、地域との結びつきを深めました。
実施成果
このイベントを経て得られた成果は幾つかあります。まず、海外や行政からのサポート情報が参加者に直接提供され、今後の展開に期待が寄せられています。また、参加者の間で「つながりの不足」や「初期資金獲得に関する情報不足」といった課題が改めて認識され、函館の強みである実証フィールドの存在が再認識されました。
更に、水産業やIT、デザインなど異なる業界の参加者が会話を交わし、将来的なネットワーク形成の土台が築かれました。
開催概要
- - イベント名: Do-nan Innovation Gathering
- - 開催日時: 2026年2月20日 10:00-21:00
- - 会場: 札幌大学函館キャンパス、水産科学未来人材育成館、公立はこだて未来大学ミュージアム、湯倉神社
- - 主催: 株式会社Finch
- - 共催: 北海道大学産業地域協働推進機構、公立はこだて未来大学、HSFC
- - 参加人数: 40名
企業情報
株式会社Finchは、地域の高等教育機関と連携し、社会課題に対応するスタートアップエコシステムの構築を目指しています。
- - 設立: 2025年9月
- - 所在地: 函館市旭町7-6
- - 代表者: 佐々木 勇人
- - 公式Webサイト: Finch公式サイト
このように道南地域におけるスタートアップの新たな挑戦の場は、今後の地域活性化に大きく寄与することでしょう。