ソーシャルXインパクトファンドが新たなプロジェクトを発表
株式会社ソーシャル・エックスと株式会社QRインベストメントが共同で運営する「ソーシャルXインパクト投資事業有限責任組合」は、初めての投資先として、養育費確保を目指す株式会社チャイルドサポートを選びました。チャイルドサポートは、離婚時の裁判外紛争解決や養育費の保証といったサービスを提供し、離婚後の子どもたちの健やかな成長を支援することに注力しています。
この投資は、チャイルドサポートが掲げる「すべての子どもが健やかに成長することができる社会」の実現を後押しするものです。特に、行政だけでは解決が難しい社会課題に対して、官民共創のアプローチで解決を図る点が注目されています。
投資の背景
当ファンドは、「自治体だけでは解決が難しい社会課題に取り組む」ことをテーマにしています。チャイルドサポートが提供する養育費確保のサービスは、特にひとり親家庭の貧困や子どもの育成環境における格差の是正に寄与するものであり、これがファンドの投資決定に繋がりました。社会的なインパクトと経済的なリターンの両立を実現するため、チャイルドサポートへの支援を決定しました。
投資のポイント
1. 官民共創による企業成長の支援
チャイルドサポートが行う事業の受益者は、離婚を検討する親です。そのため、自治体との連携が非常に重要です。自治体の窓口や公式LINEを活用することで、効率的な事業成長が期待できると考えています。実際、一部の地域ではすでに実証プロジェクトが進行中です。
2. インパクトマネジメントの追求
ファンドとしての特性から、チャイルドサポートのプロジェクトに対して、投資検討段階から社会的インパクトの観点で検討を行い、その内容を投資契約書に取り入れています。今後もこの視点を持ちながら、伴走支援を行うことを約束しています。
3. カリーインパクトファンドとの協力
この投資は、株式会社うむさんラボが管理するカリーインパクトファンドと協調で進められます。このファンドも、官民共創を通じて社会課題解決を目指しています。
今後の展望
今回の先行投資を皮切りに、当ファンドは自治体だけでは解決が難しい課題を抱えるスタートアップ企業への投資活動を強化していく方針です。すでに、いくつかの新規案件が検討段階にあり、今後は年間で数件の投資が見込まれています。
共同GPのコメント
QRインベストメントの代表取締役である浜野文雄氏は、チャイルドサポートを第1号投資先に選んだことに喜びを表明しています。「地域の少子化は未解決の大きな問題であり、今回の出資を通じて地域に寄り添った活動を進めます」という願いも語りました。
また、ソーシャル・エックスの代表取締役である伊藤大貴氏は、「チャイルドサポートは、制度の隙間にある問題に真正面から取り組んでいる」と評価し、社会変革を担う起業家が育つエコシステムを構築していくことを強調しました。
投資先のチャイルドサポート
株式会社チャイルドサポートは、2023年に設立され、離婚のADRや養育費保証サービスを提供しています。今後は、2026年に施行される法改正を見据えたサポート体制をさらに強化し、社会的インパクトを高めるための取組みを加速させていく予定です。
最後に
このソーシャルXインパクトファンドの第一歩をきっかけに、より多くの自治体と連携し、社会的インパクトを創出していく動きに期待したいです。また、企業と自治体の協力により、地域の課題解決が進むことを多くの人々が願っています。