育休中のパパが集う料理教室、平日開催の新たな試み
泉大津市では、男女共同参画週間の最終日である6月29日に、育児休業中またはその予定の父親を対象にした「育休パパ料理教室」を初めて平日に開催します。この取り組みは、昨今の男性の育児休業取得が広がっている中で、復職後の生活を見据えた家事や育児の分担を模索するための機会を提供するものです。
男性育休の現状と課題
男性の育児休業取得率は、厚生労働省が発表したデータによれば、令和6年度には40.5%に達し、前年度よりも大きく上昇しています。しかし、総務省の調査によると、6歳未満の子どもを持つ家庭において、家事関連の時間は依然として妻が大半を担う傾向があります。このような状況を受け、育休後も父親が家事や育児に継続して関わる方法を考えることが重要だといえるでしょう。
新たな開催形式の背景
これまで休日に開催されていた父親向け料理教室ですが、参加者の声に応じて平日開催が決定されました。特に、育休中の父親にとって同じ境遇の仲間と交流しやすい貴重な機会となることを目指しています。平日の日中は参加しにくい時間帯ですが、育休中の父親にとってはアクセスしやすい時間であり、料理を通じて自然な会話が生まれることが期待されています。
料理教室の内容と魅力
この教室では、忙しい平日の食卓に取り入れやすい料理を学ぶことができます。具体的なメニューとしては、ご飯、だしを取った具だくさんの味噌汁、高野豆腐を使った一品を作ります。特別な技術が必要なく、料理初心者でも再現できる内容が特徴です。また、参加者にはお土産として高野豆腐や金芽米の3合パックが用意され、そのまま家庭でも実践できる工夫がなされています。
参加者の声と今後の展望
過去の料理教室では、参加後に「毎日の味噌汁づくりを担当するようになった」との感想が寄せられ、実際に家庭での役割が変化した事例もあります。さらに、前回の参加者の中には子どもを一時保育に預けて参加した方も多く、育休パパ向けの教室においても、子どもを安心して預けられる環境が求められています。
また、泉大津市では年間にわたって約8回程度の男性向け家事講座を計画しており、育休を機に家庭での役割を見直すきっかけを提供しています。
実施概要
- - 日時: 令和8年6月29日(月)午前10時から午後0時30分まで
- - 場所: 泉大津市総合福祉センター
- - 対象: 育休中または子育て中の男性(定員10名)
- - 講師: 中塚由子氏(栄養士、食育アドバイザー)
参加者同士が交流しながら料理を学び、復職後も家事や育児に積極的に関わることを目的とした本教室。育休中の貴重な経験を今後の家庭生活にどう活かしていくか、きっと多くのヒントを得られることでしょう。ぜひこの機会に、新しい一歩を踏み出してみませんか?