株式会社クエイルが鹿児島市に新たな拠点を開設！ICT産業の活性化を目指す

株式会社クエイルが新築オフィスビルを開設

株式会社クエイルが鹿児島市と立地協定を結び、新たなオフィスビルを設立することが発表されました。この移転増設は、地域経済の活性化を目指すものであり、特に若い世代の雇用創出に大きく寄与することが期待されます。

立地協定締結の背景

鹿児島市は若者が地元で働きたいという思いに応えるべく、地域の稼ぐ力を強化するために様々な取り組みを行っています。今回の協定は、その一環として進められたもので、鹿児島市役所にて、令和7年10月29日に正式に締結されました。協定式には、池田武尚株式会社クエイル代表取締役や下鶴隆央市長が出席し、地域の発展に向けた意義が語られました。

株式会社クエイルの事業内容

2013年に設立された株式会社クエイルは、主にAWSを用いたクラウドアプリケーションの開発やWebサイト制作、UI/UXデザイン等を手掛けています。2014年に移転したソーホーかごしま、さらにはソフトプラザかごしまを経て、2018年に鹿児島中央ビルディングに移転し、初回の立地協定を結びました。そして2024年に新たに親会社として株式会社アピリッツグループに加わり、シナジーを活かした事業拡大を進めています。

新拠点の詳細

今回設立される新しい「株式会社クエイル本社」は、鹿児島市上之園町に位置し、鹿児島中央駅からのアクセスも良好です。事業所の面積は約283㎡で、オフィスの運用は令和7年11月に開始予定です。新規雇用者数は30人を見込んでおり、5年後には46人の従業員数に達すると予想されています。

新拠点では、AWSに基づいたクラウドアプリケーションの企画・開発や保守、またスマートフォンやWebアプリケーションの設計・運用など、幅広い業務が行われる計画です。これにより、地域のICT産業の活性化と雇用創出の実現が期待されます。

地域支援の取り組み

鹿児島市は、情報通信業や事務処理センター、デザイン及びコンテンツ制作業、製造業などの企業に対し、進出を支援する姿勢を示しています。また、クエイルの移転により、今後も多くのICT関連企業が鹿児島市へ進出することが期待され、その結果地域経済がさらに活性化することでしょう。

今後の発展が見逃せない株式会社クエイルの新拠点設立。地元経済とのシナジーを生み出し、さらなる成長を遂げることに期待が高まります。