ZOZOと千葉市の新たな挑戦
ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOが、千葉市と連携して新しい「シゴト服」を開発し、10月1日にZOZOTOWN限定で販売を開始します。この新しいアイテムは、迷わず選べる「カジュアルビジネススタイル」、略して「カジビジ」と名付けられています。
千葉市は、職員の服装選びを柔軟にし、「ナチュラルビズ」という軽装を導入していますが、多くの職員からは「毎日の服選びが難しい」という声が寄せられていました。ビジネスシーンのカジュアル化が進む中、TPOに合った服装が求められる声も目立っています。このようなニーズに応えるため、ZOZOと千葉市が協力する運びとなりました。
アイテムの詳細
今回の取り組みでは、「働く人をカッコよく」という理念のもと、全75型のアイテムが開発されました。豊富なトレンドデータをもとにした商品企画に、ZOZO独自の「マルチサイズ」サービスを活用し、最大56サイズを展開。これにより、顧客は自身の体型に合った商品をスムーズに選ぶことが可能です。
カジビジアイテムは、男性向け37型と女性向け38型を展開し、ジャケット、シャツ、パンツなど多様なスタイルが用意されています。特に、男性向けのトロピカルノーカラー2Bジャケットや、女性向けのシーズンレスツータックワイドパンツなど、様々なシーンで活躍するアイテムが揃っています。
ガイドラインの提供
特設ページでは、千葉市の服装規定に基づき、シゴト服選びの基準を分かりやすくまとめたガイドラインも公開しています。このガイドラインは、品位と清潔感を兼ね備えたカジュアルな服装の目安を、具体的なイメージ写真を使って示します。また、千葉市職員をモデルにしたコーディネート例も掲載されており、着こなしの参考にも最適です。
未来に向けて
ZOZOは2019年に千葉市と包括的な連携協定を締結し、様々な取り組みを進めてきました。今回のシゴト服を通じて、全国に向けて「誰もが選べる新しいシゴト服のスタンダード」を発信し、「働く人をカッコよく」するための新たな試みを展開します。この取り組みは、単に服を販売するだけでなく、働く人の自信や快適さを向上させることにもつながります。
特設ページでは、神谷俊一市長とZOZOの澤田宏太郎代表による特別対談も掲載されており、今回の取り組みの背景や期待する未来について語られています。興味がある方は、ぜひ特設ページを訪れてみてください。特設ページのURLは
こちらです。
新しいシゴト服のスタートは、ただのファッションの進化ではなく、働く人のライフスタイルの向上を目指す重要な一歩です。今後の展開にぜひ注目です。