知多半島の発酵文化を楽しむ「おとなり酒場」が登場
愛知県知多半島で、亀崎駅、半田駅、武豊駅の3駅を舞台にした立ち飲みイベント「おとなり酒場」が、2025年5月2日から6月1日までの間で開催されます。このイベントは、地域の魅力満載のメニューを楽しみながら、知多半島の豊かな発酵・醸造文化に触れることができる絶好の機会です。
地域の文化を味わう
「おとなり酒場」は、前回までの開催地である亀崎駅、半田駅に加えて、新たに武豊駅を加えた3つの駅を巡ります。それぞれの駅は、それぞれに特化したテーマを持ち、亀崎では日本酒、半田では酢、武豊では味噌を主題としたメニューが用意されています。これにより、地域の文化を多角的に楽しむことができます。
亀崎駅では、知多半島の酒蔵から選りすぐった日本酒を提供し、酒粕を生かしたおつまみも楽しめます。特に、政七屋の「はんぺん」という地元の名産を取り入れた逸品は、ぜひ試してほしい一品です。
半田駅では、酢をテーマにした料理が特徴です。中埜酒造や盛田金しゃち酒造のおすすめ日本酒と共に、酢豚やピクルス、しめ鯖などお酢を使った料理を味わえます。また、株式会社Mizkanの協力によるお酢と日本酒のカクテルも新たな日本酒の楽しみ方として登場します。
武豊駅では、地元の「かもそう食堂」による味噌を使った料理が盛りだくさん。地域で作られた豆味噌や溜まり調味料を用いた逸品を楽しむことができ、味噌の深い味わいを体験できることでしょう。
デジタルスタンプラリーで楽しさ倍増
さらに、イベント期間中にはデジタルスタンプラリーが開催され、各駅や周辺スポットに設置されたQRコードを読み込むことでスタンプを獲得できます。スタンプを集めることで、割引クーポンや特別な日本酒がもらえるチャンスも。これにより、ただ美味しい料理やお酒を楽しむだけでなく、地域を巡る楽しみが増えます。
発酵ツーリズム東海との連携
「おとなり酒場」は、発酵文化に特化した観光イベント「発酵ツーリズム東海2025」とも連携しています。このイベントでは、愛知、岐阜、三重の発酵文化をテーマにした体験プログラムや展示が行われ、6月には各地で多彩な催しが繰り広げられます。
地元企業の協力で実現
主催の株式会社亀崎Kamosは、地元の趣向を大切にしながら、亀崎、半田、武豊の各商工会や観光協会と連携を密にし、地域全体での発展を目指しています。また、企画から運営まで、若手クリエイティブ集団「水想」がサポートし、地域を盛り上げるための新しい取り組みを進めています。
「おとなり酒場」では、地域を巡りながら、知多半島が持つ美味しい酒や料理、そしてその背景にある文化を十分に楽しむことができます。この機会をぜひお見逃しなく!