家族で楽しむ！国営アルプスあづみの公園の巨大地上絵を見逃すな

家族思い出の一枚をここで

長野県の国営アルプスあづみの公園、大町・松川地区では、家族で楽しめるアートイベント、「巨大地上絵（芝生アート）」が開催されています。このアートは、令和5年度からの取り組みで、今年で3年目。新しいデザインは、公園のマスコットキャラクターである草太と木子が大きなハートを抱えている様子が描かれています。このアートは、北アルプスの美しい景観を背景に楽しむことができ、鑑賞できる期間は11月下旬頃までとなっています。

ベストショットを撮るデッキ

巨大地上絵は、「大草原の家」に設置されたデッキから最もよく鑑賞できます。3D CADを利用して正確な図面を作成し、現地では測量機器を使って芝生に座標を精密に割り出しています。特にデッキの手すり中央部からの視点が推奨されており、アート全体を完璧に収めることができます。

心暖まるメッセージ

今年の巨大地上絵は、思いやりや愛情といった「やさしい気持ち」をテーマにしています。来場者は、この芝生アートの中に入って記念写真を撮ったり、好きな角度から観覧したりと、クリエイティブな楽しみ方ができる参加型アートです。皆さん自身の「やさしい気持ち」をこのアートに重ねて、家族や友人との絆を深める機会でもあります。

手仕事が生む精度

アートの完成度は、スタッフの手作業によるメンテナンスにも支えられています。芝生アートは、複数の芝刈機を使い分け、細部を剪定鋏で丁寧に仕上げているため、輪郭は明確で美しい状態が保たれています。芝生が成長するにつれ輪郭がぼやけるため、約10日ごとにスタッフが刈り込みを行い、常に鮮やかなデザインを維持しています。