マイナビアスリートキャリアとTOKYO DIME、提携の新たな扉を開く
株式会社マイナビと3人制プロバスケットボールチーム『TOKYO DIME』は、アスリートに向けた人材育成プログラムの提供に関するパートナーシップ契約を締結しました。この契約は、2024年7月22日に初実施された人材育成プログラムを皮切りに、新たな支援の形を構築するものです。
提携の狙い
本契約の背景には、アスリートが社会人としても活躍するための基盤作りがあります。『マイナビアスリートキャリア』はその専門ノウハウを活かし、選手の競技力向上だけでなく、求職者へのキャリア支援も同時に行います。具体的には、選手の人間力を高め営利企業とのネットワーク強化を図るプログラムが展開されます。
パートナーシップの内容
契約内容には以下のような要素が含まれています:
- - 「人間力」を向上させるプログラムの実施
- - 就労希望者へのキャリア支援
- - スポンサー企業の採用支援
- - WEB・SNSを使った広報活動
- - 共同主催イベントの実施
- -女子ユースのユニフォームへのロゴ掲載
これにより、選手たちが競技だけでなく、社会人としての成長を促す取り組みが進められます。
競技力向上の第一歩
第1回人材育成プログラムは「計画力」がテーマ。18名の選手が参加し、将来の視点から具体的な行動計画を構築する内容でした。個人ワークやグループディスカッションを交えた学びの場では、選手たちにとって新たな気づきが得られたようです。
受講者からは「計画力について再認識できた」との声が多く、今後はこの学びをどのようにチーム活動や社会生活に活かしていくかが注目されます。
期待される成果
『TOKYO DIME』の岡田代表取締役は、「多くのアスリートが新たな挑戦に踏み出せる環境を提供したい」と強調。同社では競技の結果だけでなく、選手が持つプロ意識や自立した人間としての成長も重視しています。
また、『マイナビアスリートキャリア』の木村事業部長も、雇用後のキャリア形成支援においてこのプログラムが大きな一歩になることを信じています。
日本のスポーツ界へのインパクト
今後の日本スポーツ界において、このような人材育成プログラムは他競技にも好影響を及ぼすことが期待されています。アスリートのキャリア形成支援が広がれば、スポーツの価値が拡大し、競技経験者が多様な分野での活躍が可能になるでしょう。
結局のところ、スポーツ界での選手の活躍は競技力にのみ依存するわけではありません。社会人基礎力も含むトータルな成長が求められる時代に、このマイナビとTOKYO DIMEの提携は注目されるべき新たな試みと言えます。