外国人が主役を務める三好長慶公武者行列の魅力とは

第9回三好長慶公武者行列in大東がやってくる！

大阪府大東市では、令和7年3月1日（土）に「第9回三好長慶公武者行列in大東」が開催されます。このイベントは、戦国時代の武将・三好長慶をテーマにしたもので、特に今年は全国から一般公募で選出された外国人が主役を務めます。今回の主役に選ばれたのは、アメリカ・コロラド州出身のジャボリさん。彼は吉本新喜劇の初の外国人座員として活躍しており、これからの活躍が非常に楽しみです。

ジャボリさんの意気込み

ジャボリさんは「日本の文化や人が大好きなので、この機会にさまざまなことに挑戦したいと思い応募しました。選ばれてとても驚きましたが、すごく光栄です」とコメント。彼は武者として華やかな姿を披露し、観客を楽しませることを誓っています。

開催概要とイベント内容

この武者行列は、北条公園を発着点に、歴史的な街並みを巡るコースで行われます。参加者は、三好長慶公役をはじめとして約200名が武者や忍者に扮して行列に参加します。イベントの詳細は、今後公式ホームページやSNS等で発信される予定です。

イベントの意義

三好長慶は、戦国時代において広範囲の地域を支配した武将であり、近年その歴史的な役割が注目されています。その長慶が最後の居城とした飯盛城跡は、国史跡にも指定されており、大東市の重要な歴史資源となっています。このイベントを通じて、参加者は歴史的な背景を感じながら、戦国時代の日本を体験できる貴重な機会となります。

過去の取り組みと現在

この武者行列は平成28年から始まり、第1回の開催を経て、徐々に参加者や内容が充実してきました。近年では、三好姓の方々からも公募を行うなど、伝統を引き継ぐと共に、国際的な交流の場としても機能しています。特に今年は、食文化や歴史を通じて多国籍の参加者が集まり、地域の魅力を発信する素晴らしい機会となるでしょう。