トビラシステムズ、特殊詐欺とフィッシング詐欺の最新分析を発表
2025年3月、トビラシステムズ株式会社が発表した調査レポートでは、特殊詐欺およびフィッシング詐欺の現状を明らかにしています。このレポートは、特に迷惑電話やSMSの傾向に焦点を当て、犯罪者が使用する手法の変化を示しています。特に注目すべきは、国際電話番号を使用した詐欺の増加や、官公庁を装ったSMSの急増です。
調査サマリー:
1. 詐欺電話レポート
トビラシステムズが集計したデータによると、詐欺電話のうち国際電話番号が占める割合は68.1%を記録し、前年の最高値を上回りました。特に、末尾が「0110」となる番号を使用した詐欺が多発しており、警察からの連絡を装う手口も見られます。
2. 詐欺SMSレポート
さらに、官公庁を装って送信されるSMSも増加しています。2025年3月のデータによると、宅配事業者だけでなく、「国税庁」や「日本郵便」を装うケースも確認されており、特に警戒が必要です。こうしたSMSが増えたことで、個人情報を狙う悪質な詐欺が続いています。
3. フィッシング詐欺の横行
トビラシステムズの調査では、証券口座の乗っ取り被害が急増していることが報告されています。不正アクセスにより、証券会社から株が売却されるなどの事例も多発しています。偽のメールやSMSからフィッシングサイトに誘導される危険が高まっているため、注意が必要です。
詐欺から身を守るには
詐欺行為から身を守るためには、次のポイントを留意することが重要です:
- - 不審なSMSやメールには絶対に触れない
- - 公式サイトやアプリを通じて確認する
- - 迷惑SMSを自動で処理するサービスを利用すること
トビラシステムズは、テクノロジーを駆使して社会課題の解決へと取り組んでおり、特に特殊詐欺やフィッシング詐欺に対抗するためのサービスを展開しています。同社の「迷惑情報フィルタサービス」は、毎月約1,500万人のユーザーに利用されており、その効果も実証されています。これにより、多くの人々が詐欺の危険から守られています。
会社概要
トビラシステムズ株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置き、2006年に設立されました。代表取締役社長の明田篤氏が率いる同社は、証券コード4441で東証スタンダード市場に上場しています。公式サイトでは、最新の情報やサービス内容が掲載されています。
公式サイト:
トビラシステムズ
最新の報告をもとに、詐欺への警戒を怠らず、更なる情報の取得に努めましょう。