髙梨沙羅が先導する第51回蔵王山クリーン作戦
2023年6月7日、スキージャンプ選手の髙梨沙羅が発起人となり、蔵王山で「第51回蔵王山クリーン作戦」を開催しました。この取り組みは、髙梨が立ち上げた「JUMP for The Earth PROJECT」の一環であり、自然環境を守り、次世代にスノースポーツの楽しさを伝えることを目的としています。
このイベントには約100名が参加し、蔵王山の美しい自然を感じながら、実際にごみ拾いや清掃活動を行いました。髙梨沙羅にとって蔵王は特別な場所であり、ウィンタースポーツ界で成功を収めた思い出の地でもあります。彼女の目標は、未来の選手がこの場所で活動を続けられる環境を残すことです。
参加者は約2kmのコースをトレッキングし、全体で約80kgのごみを収集しました。参加者の声には、「自然に触れられた」「みんなの環境意識が高まっている」といった感想が寄せられました。これにより、髙梨沙羅は自然保護の重要性を改めて感じました。
当日は、髙梨沙羅をはじめ、元サッカー日本女子代表の近賀ゆかり、元バレーボール日本女子代表の佐藤美弥も参加し、「スポーツから考える環境アクション」というテーマでトークショーを行いました。ここで髙梨は、雪不足の深刻さや気候変動が競技に与える影響について語り、子どもたちに小さな行動が未来を変えることを伝えました。
さらに、蔵王の樹氷について詳しい土門直子さんのトークもあり、樹氷がどう形成され、近年どのような影響を受けているのかを学ぶことができました。その後、参加者は「樹氷クイズ大会」にも挑戦し、楽しい交流の場が展開されました。また、じゃんけん大会では、勝者にオリジナルタンブラーがプレゼントされるなど、参加者同士の絆を深めました。
髙梨は、「自然の中で学ぶ機会が子どもたちにとって貴重である」と強調し、参加者が日常生活における環境意識を広げる手助けになってほしいと願っています。そして、東京で生活する子どもたちと自然の中で触れ合うことの重要性を感じているようです。
「JUMP for The Earth PROJECT」では、環境問題に対して意識を高めたり、行動を促したりすることで、未来を変える活動を行っています。今後はさらに多くのイベントを企画し、環境保护を進める重要な取り組みを続けていくとしています。より多くの人々が自然を尊重し、次世代へとつないでいくことが期待されます。公式サイトでは、今後の活動や進捗が随時更新されますので、ぜひチェックしてください。
公式サイト へアクセスしてみてください。