営業改革実践モデル構築の業務提携を発表した2社の狙いとは

営業改革を実現する新たな提携

2025年5月、株式会社給与アップ研究所と株式会社ブレーンバディが業務提携を結ぶことが発表され、営業改革の新たな実践モデルが構築されることとなりました。両社は、それぞれの強みを活かし、営業現場での「戦略倒れ」や「施策の頓挫」といった課題を克服するための支援を行います。

提携の背景

新型コロナウイルスの影響や生成AIの普及により、営業現場には「スピード」と「再現性」が求められる時代が到来しました。多くの企業が直面しているのが、戦略を立てることはできても実行に移せないという“戦略倒れ”です。この問題に対応するため、営業支援を手掛けるブレーンバディと、人事評価プログラム『ジョブオペ®︎』を展開する給与アップ研究所が手を組むことになりました。

提携の内容

提携によって構築されるのは、営業改革に特化した“実践モデル”。このモデルは、セミナーや実務を通じて広く展開される予定です。具体的には、以下の項目が含まれます：

- 営業改革の実践モデル構築と公開セミナーの実施
- 事業推進のプロと専属営業チームのサポートによる導入支援
- 人事評価内製化プログラム『ジョブオペ®︎』による業務プロセスの再設計
- 中間管理職の育成と経営者の業務負担軽減に向けた制度設計支援

期待される効果

この提携による自己強化は期待される効果がさまざまあります。具体的には、営業組織のPDCAサイクルの高速化や再現性のあるチーム営業が可能になることです。また、採用や評価までの一連のプロセスを整備することで、経営者は本業に集中でき、現場の生産性も向上することでしょう。

株式会社給与アップ研究所の高橋恭介代表は、「今回の提携は、営業DX化を進める第一歩になり、現場に根ざした改革支援を行っていくことで、企業の営業現場を本質的に変えると確信しています」とコメントしています。

一方、株式会社ブレーンバディの大矢剛大代表は、「当社の営業戦略実装力を活かし、お客様に提供することで、日本の社会発展に寄与できると期待しています」と語ります。