株式会社ジーニーが、デジタル屋外広告プラットフォーム「GENIEE DOOH」と、株式会社モバスタが運営する大型デジタルサイネージの連携を開始したことを発表しました。この取り組みは、広告主の多様なニーズに応えるためのものであり、特に首都圏における広告配信の効果を高めることを目的としています。
今回の連携により、モバスタが所有する以下の3つの大型デジタルビジョンが「GENIEE DOOH」で利用可能となります。
1. Y'sVISION 浅草雷門
2. The Signage 吉祥寺
3. 新大久保K-SQUARE VISION
これらのビジョンは、各エリア特有の特性を活かしたターゲティング広告による配信が可能で、それぞれ異なる特徴を持っています。
Y'sVISION 浅草雷門
このビジョンは、浅草という日本有数の観光地の中心に位置し、インバウンド観光客へのアプローチに最適です。雷門や浅草寺の近くに設置されており、観光客の注目を集めやすい環境です。したがって、観光関連の広告に非常に効果的です。
The Signage 吉祥寺
吉祥寺駅北口に設置されたこの大型ビジョンは、若年層やファミリー層への訴求に特化しています。賑やかな駅周辺はショッピングや飲食の中心地であり、通勤・通学客、さらに買い物目的の人々に対しても効果的な広告配信が期待されます。
新大久保K-SQUARE VISION
新大久保駅の交差点に位置するこのビジョンは、トレンドに敏感な若年女性層をターゲットとしています。特に韓流アーティストのプロモーションや韓国関連商品に対する広告に好適で、このエリアの若年女性へのアプローチが期待できます。
広告配信の戦略
今回の連携により、それぞれのビジョンが設置されているエリアの来訪者特性に応じた戦略的な広告配信が行われる予定です。このように広告主が抱える課題を解決することで、より効果的なビジネス展開が可能になるでしょう。
モバスタについて
モバスタは、デジタルサイネージ事業を中心に、広告のターゲット選定や配信方法の革新を進めています。設立は2019年7月で、神奈川県横浜市を拠点に活動しています。スマートフォンアプリの開発やイベントポータルサイトの運営など、多岐にわたる事業を手がけています。
ジーニーの役割
ジーニーは、広告プラットフォーム事業やマーケティングSaaS事業を展開しており、企業の収益拡大や生産性向上に寄与するための様々なソリューションを提供しています。インプレッション課金制度を取り入れ、データ分析に基づいた柔軟な広告配信が可能な「GENIEE DOOH」は、今後のマーケティングにおいて重要なツールとなるでしょう。
今後、ジーニーとモバスタの連携がどのように広告市場に影響を与え、多様化する広告主のニーズに応えていくのか、引き続き注目していきたいところです。