サイバーリンクスが香港での電子決済を推進、RetailPro PrismとOctopusを連携

サイバーリンクスと香港のOctopusが手を結ぶ

株式会社サイバーリンクス（本社：和歌山県和歌山市、代表取締役社長：東直樹）は、同社が提供する専門店向けPOSレジシステム「RetailPro Prism（リテイルプロプリズム）」が、香港で人気の電子決済サービス「Octopus（八達通）」との連携を開始したことを発表しました。この連携により、小売店舗でのキャッシュレス決済が一層便利になることが期待されています。

便利さを追求する小売業

「RetailPro Prism」を導入している店舗では、今後「Octopus」を使用した決済が可能になります。これにより、店舗利用者は日常生活でよく使う決済手段を利用できるため、利便性が大幅に向上します。また、店舗側にとっても、決済業務の効率化やレジ操作時の金額入力ミスを減らすことができ、ヒューマンエラーの防止につながるでしょう。

RetailPro Prismの機能

「RetailPro Prism」は、売上や在庫の管理、レポート機能を包括的に提供する多言語対応のPOSシステムです。日本語を含む18言語に対応しており、異なる国や地域でも日本国内と同じシステムを利用することができます。さらに、各国の税制度や法令に適合しているため、海外の店舗管理も効率的に行えるのが大きな強みです。

グローバル展開への意気込み

サイバーリンクスは、香港やシンガポールに現地拠点を設け、日本企業が東アジアやASEAN地域に進出する際のサポートを行っています。これからも、グローバルに展開を進める企業に向けて、地域に密着した導入やサポートを強化し、より良い生活を全世界の人々に提供することを目指しています。

Octopusの特徴

「Octopus」は香港で広く利用されている非接触型ICカード決済サービスです。公共交通機関からコンビニ、スーパー、飲食店、さらにはオンライン決済に至るまで、様々な場面で使われています。香港の市民や旅行者にとって、身近で使いやすい決済手段として定着しています。このように、日常生活のあらゆる場面でOctopusが活用されることで、消費者にとっても利便性が向上し、店舗にとっても業務の効率化が図れるのです。

今後、サイバーリンクスはRetailPro PrismとOctopusの連携を進めることで、さらなる利便性向上を実現し、小売市場の変革に寄与していく意向を示しています。現地のニーズに応え、グローバルなビジネス環境での競争力を高めるための取り組みがますます期待されます。