岡山大学が国際会議
2025-10-19 13:32:19

岡山大学、国際平和デー記念会議で持続可能な未来へ向けた発言

岡山大学、国際平和デー記念会議で持続可能な未来へ向けた発言



2025年10月19日、国立大学法人岡山大学の横井篤文副学長は、韓国ソウルで開催された第44回ピースバー・フェスティバルに日本代表として登壇しました。この会議は、混乱の時代における地球意識と未来政治をテーマにした国際的な対話の場であり、国連の国際平和デーに由来しています。

会議では、横井副学長が現代の様々な危機について語り、特にそれらを単なる技術的な問題や政治的な課題として捉えるばかりではなく、人類の世界観や倫理観に根ざした広い視点を持つ必要があると述べました。彼の講演は、気候正義の確立や将来の世代への責任を果たすこと、そして人類と地球が共存するための道筋を見出すことの重要性を強調しました。

参加者を前に、横井副学長は「大学は今後の社会において、正義や責任を育む教育環境であるべきだ」と述べ、教育改革の必要性を力強く主張しました。このような発言は多くの学生や国際的な参加者からの関心を集め、全体の議論に対する高い熱意が示されました。

特に、横井副学長の講演には次世代を担う若者たちからの質問が寄せられ、そこから国際的な問題への関心の高まりを感じることができました。平和と持続可能な発展に向けた国際的な対話が必要とされる今、この会議が果たす役割はますます重要です。

ピースバー・フェスティバルは1981年に国際大学総長協会と慶熙大学が提案したことに始まり、以降毎年開催されています。これは国連が認める国際平和デーを祝うために設けられたイベントであり、平和や人権、持続可能な発展に関する国際的な対話を促進しています。

今年のテーマである「混乱の時代:地球意識と未来政治」は、現代社会が直面する多くの問題を考える重要な契機となりました。特に、環境問題や社会的不平等などの課題が浮き彫りとなり、参加者たちはその解決に向けた具体的なアプローチについて意見を交わしました。

また、会議には多くの著名なスピーカーが参加し、彼らの見解も耳を傾ける価値がありました。ノルウェーの初代女性首相であるグロ・ハーレム・ブルントラント氏やヴァーツラフ・ハヴェル図書館の館長トーマス・セドラチェク氏などが登壇し、それぞれの立場から見た未来社会のビジョンを共有しました。

今後も、岡山大学は地域に根ざした研究と教育を深めながら、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて取り組んでいくことが期待されます。この会議を通じて得た知見や意義を活かし、さらなる活動を展開していくことでしょう。岡山大学の取り組みは、国内外から注目され、地域や地球全体の持続可能性創出に寄与することが期待されています。今後の展開も見逃せません!


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岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
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086-252-1111

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