EXIT・兼近大樹が語ったSNSに潜む危険性
2024年12月5日、「ABEMA Prime」で放送された回では、EXITの兼近大樹がSNSの使い方の課題について語り、特に芸能人に対しては利用を避けるべきだと提案しました。兼近は、自身の体験をもとにSNSが引き起こす問題を深く考え、誹謗中傷の実態についても触れました。
SNS利用の現状とその危険性
最近、オーストラリアでは16歳未満の子どもに対してSNSの利用を禁止する法案が可決されました。このニュースを取り上げた番組では、SNSのすべてが悪いとは限らないとの意見もありました。空間を提供する一方で、いじめや似たようなトラブルの温床としての側面があると感じている人も多いです。
番組のMCであるEXITのりんたろーも、「SNSがいじめや誹謗中傷の温床になっているのは事実」と認めつつ、「新しい夢を追うための場所でもあるため、使う側の意識が重要だ」との見解を示しました。
兼近大樹のSNSアカウント削除の理由
兼近自身、今年6月にXアカウントを削除した理由について言及しました。「芸能人がSNSを持つことで、応援してくれる人を巻き込むことになる。SNSに潜む犯罪の一部になってしまう可能性があると考えた」と言い、さらに「強いるつもりはないが、僕はSNSをやるべきではないと思っている」と自身の考えを述べました。彼は、その後も「Xが規制されるまでは絶対に再開しない」と明言しました。
また、誹謗中傷の問題についても言及し、子どもだけでなく大人も同様の問題に直面しているとし、「誹謗中傷の定義が分からない大人も多い」と指摘。自身が行った開示請求の体験を交え、「誹謗中傷をした人たちはその行為がどれだけの傷を相手に与えるかわからないまま発言していることが多い。これには教育が必要」と強調しました。
SNSにおける教育の必要性
当時、兼近は「SNS勉強会を開くことができればいいなと思う」と話し、自らの意見を基にした新たな学びの場を提唱しました。個人の発言がどれほど大きな影響を持つか、今後のSNS社会を生きるためにはこのような教育の必要性を感じられる部分です。
岸谷蘭丸の新しい挑戦
また、番組には岸谷蘭丸が出演し、自身の経歴を公表しました。彼はアメリカの高校を飛び級で卒業した後、イギリスのUCL、現在はイタリアのボッコーニ大学に通う多才な人物。自身の基盤を持って、新たな情報プラットフォームを立ち上げています。
岸谷は、「親の名前を隠してきたが、ある程度の結果を出せたのでこれからは正直に活動していく」と心強い決意を示しました。彼もまた、SNSの活用を通じて多くの人に教育や多様性についてのメッセージを伝えているようです。
まとめ
『ABEMA Prime』では、SNSの利用についての新しい視点が提示され、多様な議論が展開されました。兼近大樹が提言したSNS勉強会の必要性は、今後のSNS社会における教育の重要性を示唆しています。視聴者はぜひこの内容から考えるヒントを得ることができるでしょう。現在、番組は「ABEMA」で見逃し配信中ですので、ぜひご覧ください。