ファンタジーの新たな幕開けとして大注目の「山賊のむすめ ローニャ」がついに日本に上陸しました。8月9日より、YouTubeやWOWOWオンデマンドで第1話が先行無料配信され、視聴者は夢の世界に飛び込むことができます。この作品は、スウェーデンの著名な作家アストリッド・リンドグレーンの最後の作品を基にしており、その物語は多くの人々に感動を与えてきました。原作は「長くつ下のピッピ」や「やかまし村の子どもたち」といった名作でも知られており、興味を持つ方々も多いことでしょう。
このシリーズは、ヨーロッパの多くの国でNetflix独占で放送され、高い評価を得てきましたが、日本ではおそらく初めての放送となります。第1話では、主人公ローニャの誕生から彼女の成長過程、そして彼女が両親や仲間たちに見守られながら、森の神秘や恐怖を学んでいく姿が描かれています。特に、物語に登場する妖し鳥や灰色こびとといったキャラクターも初回から登場し、物語の深みに華を添えています。
物語は、ローニャが山賊マッティスとローヴィスの子として生まれるところから始まります。ローニャが誕生した夜、雷が鳴り響き、周囲に「地獄の口」と呼ばれる不気味な裂け目が現れ、物語は一気に緊張感を増します。ローニャは父親や母親、そして山賊たちに可愛がられながら育てられますが、彼女はどのような冒険に足を踏み入れるのか?
ローニャが大きくなり、初めて外の世界に興味を持ち始めます。彼女はマッティスの森で遊んでいる間、昼の楽しさと夜の恐怖を学ぶことになります。遊び疲れて眠ってしまったローニャは、暗くなった森の中で灰色こびとに囲まれてしまうものの、父親たちに救い出されます。このシーンは、森での生活の危険性や、その中で学ぶ勇気を象徴的に描いています。
また、ローニャは新しい友達ビルクと出会います。彼はボルカという山賊グループの一員ですが、雷によって彼の住処が破壊され、ローニャとの交流をもって物語は新たな展開を迎えます。原作の特色を反映した独特のキャラクターたちが織りなすストーリーは、多年にわたるファンタジー文学の伝統を受け継いでおり、視聴者を深く引き込むこと間違いなしです。
WOWOWでは、8月25日に第1話を含む全6話を一挙放送予定です。視聴することで、スウェーデンの美しい風景とサウンド、そして最先端のVFX技術による幻想的な世界を体験することができます。また、WOWOW未加入者でも、第1話をこの機会に見逃すことがないよう、配信サービスを活用してみてください。これからの放送を楽しみにしつつ、日本でのファンタジー作品のさらなる広がりにも期待です。