ヒュンメルが新たな展開へ!
デンマークの伝統あるスポーツブランド「ヒュンメル」が、新たなクリエイティブディレクターに森川マサノリを迎えて話題となっています。「ヒュンメル オー」は2023年に創設100周年を迎え、今後のデザイン展開に期待が寄せられています。この新ラインは、現代的なライフスタイルにマッチするファッションを提案し、あらゆる人々が楽しめるウェアを目指しています。
新しいビジョンとデザインコンセプト
2025年秋冬シーズンから森川氏が手がける新ラインでは、コンセプトを“ニューヘリテージ”とし、ブランドの長い歴史とアーカイブを基に現代の要素を取り入れていくことが計画されています。特に、象徴的な“バンブルビー”デザインやデニム調のシェブロン柄を取り入れることで、視覚的なインパクトを強化する狙いがあります。
森川氏は、スポーツに興味がない人々も手に取りたくなるようなデザインを提案することを目指しています。さらに、サステナブル素材の使用についても言及し、「BASICKS」ブランドで培った経験を生かす意向を示しています。このアプローチがどのように新ラインに反映されるか、非常に楽しみです。
ランウェイショーへの期待
新クリエイティブディレクターとしての初仕事となるランウェイショーが、2025年春夏シーズンに予定されている楽天ファッション・ウィーク東京で行われることが決定しています。このイベントは、新たなビジョンを掲げた「ヒュンメル オー」のデビューを祝う場として、特に注目されています。
森川マサノリの経歴
森川マサノリ氏は1984年生まれで、2010年に「CHRISTIAN DADA」を設立し、その後も多くの賞を受賞してきました。2016年には最年少でパリコレクション公式スケジュールにてショーを行い、世界のファッションシーンでの存在感を示しています。また、2021年に「BASICKS」を設立し、さらに幅広いデザインアプローチを追求しています。
ヒュンメルの伝統と革新
1923年にデンマークで創業した「ヒュンメル」は、サッカーやハンドボールなど多くのスポーツシーンを支えるだけでなく、ストリートスタイルにも溶け込むデザインを展開しています。その独自のシェブロンデザインと北欧らしい機能美を融合させたスタイルは、グローバルに高い評価を得ています。
新たなリーダーシップのもと、今後の「ヒュンメル」がどのような進化を遂げていくのか、ますます目が離せません。