心不全の未来を学ぶ
2025-08-01 15:27:29

心臓フロンティア講座で心不全の未来を学ぶ市民公開講座

アストラゼネカ、市民公開講座を開催



2023年7月30日、大阪・関西万博の英国パビリオンにて、「心臓フロンティア~心不全ゼロの未来へ~」というテーマで市民公開講座が開かれました。このイベントは、アストラゼネカ株式会社が「健康ハートの日」制定から40周年を迎えるにあたり、心疾患に対する意識を高めることを目的に実施されました。

心疾患の現状


心疾患は、日本の死因においてがんに次いで第2位を占めています。特に心不全は、その死亡者数において最も多い疾患であり、患者数は357万8,000人に達しています。加えて、少子高齢化が進む日本では、今後さらに患者が増加することが予測されています。従って、心不全に関する知識を普及することが必要不可欠です。

講演とトークセッション


この講座では、日本循環器協会の代表理事であり、国際医療福祉大学・東京大学の教授である小室一成先生による特別講演が行われました。小室先生は「心不全を知る・防ぐ・治す 〜AIとゲノムがひらく医療の未来〜」というタイトルで、心不全の現状と予防策、AIを活用した診断の重要性について話されました。特に、心不全は多くが予防可能な疾患であることを指摘し、日常生活における適切な習慣が大切と強調されました。

続いてトークセッションが行われ、小室先生に加え、心臓病啓発活動を行っている木田圭亮先生や、心エコー図とAIの研究を行っている鍵山暢之先生、そして俳優・フィギュアスケーターの本田望結さんが参加し、未来における心不全の診断と治療についての展望を話し合いました。

登壇者の意見


  • - 小室一成先生は、心不全は初期段階では気づかれにくい疾患だが、テクノロジーの進展により早期発見や診断が可能になると語りました。また、患者自身とその周囲の人々の気づきが今後の医療において重要だと述べました。
  • - 木田圭亮先生は、心臓病予防の啓発活動の重要性を説明し、今回のイベントが心疾患に関する理解を深める良い機会であることに期待を寄せていました。
  • - 鍵山暢之先生は、AIを活用して難病を見逃さない研究に取り組んでいると紹介し、心不全においても早期発見が可能であると語りました。
  • - 本田望結さんは、心不全が誰にでも関係する病気であると実感し、正しい知識を持つことの重要性を伝えました。

アストラゼネカの取り組み


アストラゼネカは、循環器の分野において革新的な医薬品を提供し、心不全の早期診断と治療に向けた普及活動に尽力しています。心疾患に関する正しい知識を広めることで、多くの人々が健康を促進できることを目指しています。そして、さまざまな情報を提供する『Spotlight On Heart Failure』などのプログラムを通じて、さらに多くの人々に心不全についての理解を深めていただくことを目指しています。

今回の市民公開講座を通じて、参加者たちは心不全の正しい知識を得て、日常生活での健康管理に繋がるヒントを学ぶことができました。アストラゼネカは、今後も心疾患に対する啓発活動を続け、健康な社会の実現に向けて挑戦を続けます。


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会社情報

会社名
アストラゼネカ株式会社
住所
大阪府大阪市北区大深町3番1号グランフロント大阪タワーB
電話番号
06-4802-3600

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