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福島県須賀川市にある「おとぎの宿 米屋」。ここでは、夏の特別な会席料理「人魚姫」が楽しめます。この料理は、誰もが知るおとぎ話をテーマにしたもので、90%以上がオーガニックの食材を使用しています。料理は、物語のワンシーンごとに一品ずつ表現されており、訪れる人々に心温まる思い出を語り合う場を提供しています。

「おとぎ会席 人魚姫」は、全9品で構成されています。それぞれの料理は物語の各章を描いており、次のような流れで進んでいきます。

1. とある海の物語
2. 海底の城
3. 地上への憧れ
4. 王子との出会い
5. 魔女との約束
6. 再会のときめき
7. 悲しい泡。。。
8. 優しさに包まれて
9. 幸せのスイーツ

この料理は、ただ美味しいだけでなく、心に響くストーリー性があります。「悲しい泡」という料理では、切ない感情が表現されており、食べることで物語の一部を体感できるのが特徴です。

米屋では、食材に特にこだわっています。2011年の東日本大震災を受けて、より安全な食材を提供したいとの願いから、約2000品目の食材を見直し、無農薬・無肥料の自然栽培や有機栽培の野菜を使用しています。また、肉や魚も、自然環境に配慮した生育環境で育てられたものを厳選しています。

米屋の自家農園では、無農薬・無肥料で栽培された新鮮な野菜が育てられ、近隣の生産者とのネットワークを通じて、質の高い食材が確保されています。さらに、料理に使用される調味料も無添加で、伝統的な製法に基づいて作られています。

米屋の温泉は、51.6度という高温の源泉が毎分550リットル湧き出ており、その豊富な湯量が特徴です。これを沸かすことなく、かけ流しの形で提供します。客室には源泉掛け流しの温泉が完備され、大浴場や露天風呂でもその恵まれた温泉を楽しむことができます。

外の景色を楽しみながら入る露天風呂は、時間帯で男女入れ替えが行われており、2つの趣の異なる風呂「花」と「月」を体験できます。どちらも時間帯によって入れ替わり、幅広い楽しみ方が可能です。また、米屋では、ヒートポンプを使用して温泉の排湯熱を館内の給湯や冷暖房に再利用する取り組みを行い、CO2排出量の削減を実現しています。

米屋の理念は、ただ単にオーガニックや環境配慮にとどまらず、お客様の健康と美味しさを追求し、心地良い空間を提供することです。「こめつぶ通信」では、季節ごとの情報や宿での過ごし方が紹介されており、より深く米屋の魅力を知ることができます。公式サイトでは最新情報が提供されているので、ぜひチェックしてみてください。

この夏、心も身体も喜ぶ体験を求めるなら、おとぎの宿 米屋で特別な会席料理「人魚姫」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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