国際小児がんデーとは
毎年2月15日は、国際小児がんデー(International Childhood Cancer Day)として定められており、この日は、世界中の人々が小児がんに関する認識を深めるためのプラットフォームとなっています。この日を通じて、がんに挑む子どもたちやその家族への支援が呼びかけられています。
国際小児がんデーの背景には、2002年に設立された「国際小児がんの会」(CCI: Childhood Cancer International)があります。世界の102か国、221以上の団体が参加しており、小児がん患者を支えるために共に連携して取り組んでいます。
世界の小児がんの現状
近年、世界で毎年約40万人もの子どもががんと診断されています。その中でも生存率は国によって差があり、高所得国では約80%の子どもが生存していますが、低所得国及び中所得国ではわずか20%と大きな開きがあります。WHOは2030年までに、全ての国で小児がんを診断された子どもたちの生存率を少なくとも60%に引き上げることを目指しています。
このため、各国で小児がんに関連する啓発活動を推進し、より意識を高めることが求められています。日本でもその流れは当然にあり、「がんの子どもを守る会」では、小児がんに関する情報を広める活動を続けています。
日本における活動の展開
日本では、がんの子どもを守る会が今年度も全国21の支部と連携し、医療機関や行政の協力を得ながら、1月から3月にかけて小児がんの啓発キャンペーンを実施します。特に2月15日に向けて、より多くの人々にこの日がどのような意味を持つか、そして小児がん患者とのつながりを感じていただくための情報提供に努めています。
また、がんを患う子どもたちが描いた作品を集めたオンライン絵画展も開催されており、3月末まで公開されています。子どもたちの心の中で生まれた作品を通じて、小児がんの現実を感じ取っていただける機会となっています。ぜひ、こちらのURL(https://www.ccaj-found.or.jp/activities/knowledge/exhibition/)から訪れてみてください。
地域での取り組み
全国各地の支部が行うさまざまなイベントや活動は、地域によって異なり、それぞれの特性に応じた方法で小児がんに関する認識を促進します。しかし、これらのスケジュールは事情により変更がある場合があるため、常に最新情報をチェックすることが重要です。
「がんの子どもを守る会」の理事長である山下公輔氏は、本会の設立当初の理念、すなわち「小児がんが治る病気にしていくための活動」と「小児がん患者の親たちへの支援」を再度強調し、今年度も多くの人々の協力を仰いでいます。
まとめ
国際小児がんデーは、ただの記念日ではなく、多くの子どもたちが直面している現実を考える重要な日です。この日を通じて、私たち一人ひとりができる支援の形を考え、行動に移していくことが求められています。小児がんの子どもたちの未来を明るいものにするために、共にその一歩を踏み出していきましょう。