「もったいない」精神と日本の美意識が息づく!パラスパレスのラフィバックチノが放つ、着心地と風格
「パラスパレス」は、日本のものづくりにこだわった服を展開するブランドです。糸や生地からデザインを起こし、日本の伝統的な美意識と現代的な感性を融合させたアイテムを生み出しています。
中でも、長年愛され続けているのが「ラフィ」という糸。綿の自然な風合いとヴィンテージ感が特徴で、ブランドの代表的なアイテムであるインディゴ染めのデニムをはじめ、Tシャツや靴下など幅広い商品に使用されています。
今回、パラスパレスはこのラフィ糸を使い、新たな素材「ラフィバックチノ」を開発しました。糸の太さ、種類、密度、色など、様々な組み合わせを試した結果、24通りのテスト生地が誕生。その中から厳選された生地は、カジュアルファッションの定番アイテムであるチノパンに採用されました。
パラスパレスのチノパンは、単なる定番アイテムではなく、長く愛用できる丈夫さと、着こむことで生まれる独特の美しさを追求しています。播州織の産地にある桑村繊維株式会社と綿密な打ち合わせを重ね、試作を重ねて完成した生地は、タテ糸とヨコ糸の色を変えることで深みのある表情を生み出しています。また、ラフィ糸の特徴である独特の風合いを最大限に引き出すため、裏面をデザインのポイントとして活用。襟やベルトなどに、さりげないアクセントを加えています。
ラフィバックチノの素材には、日本の伝統的な「もったいない」精神が息づいています。ラフィ糸は、綿の紡績工程でどうしても発生してしまう「落ち綿」を再利用して作られた糸。本来は捨てられてしまう落ち綿を糸にブレンドすることで、あえてムラを生み出したのは、半世紀以上も前のことです。資源の乏しい日本で生まれたこの糸は、素材本来の美しさをそのままに、不完全さを楽しむ「侘び寂び」の美意識も表現しています。
パラスパレスのチノパンは、日本の伝統的な「もったいない」精神と「侘び寂び」の美意識を融合させた、まさに「日本らしさ」を感じられるアイテムです。長く愛用することで、素材の風合いが変化し、自分だけの味わい深い一着に育てることができます。
パラスパレスのラフィバックチノは、季節を問わず、どんなスタイルにも合わせやすいアイテムです。長く愛用できる丈夫さと、着こむことで生まれる独特の美しさ、そして日本の伝統的な美意識を感じられる一着を、ぜひ体感してみてください。