SDGs×就職活動の調査、【Z世代】SDGsシューカツ解体白書が始動!
2024年6月5日、東京・法政大学で新たなプロジェクト「【Z世代】SDGsシューカツ解体白書」のキックオフが行われました。このプロジェクトは、SDGsの知識を持つ現役大学生たちが企業の社会的責任(CSR)とその影響を調査し、Z世代の意識を明らかにすることを目的としています。実施するのは、eラーニング事業を展開するSoZo株式会社が中心となり、法政大学の「SDGs+推進特設部会」との連携のもと行われます。
SDGsとは?
SDGs(持続可能な開発目標)は、国連が採択した人間の豊かさと地球環境の調和を目指す17の目標です。特に、企業や若者の意識において、SDGsは重要なテーマとなりつつあります。その中でも、Z世代は自らの価値観に基づいた選択をしたいと考えているため、就職活動においても企業の取り組むSDGsへの姿勢が問われるようになるでしょう。
プロジェクトの概要
この調査プロジェクトは2022年9月にスタートし、初年度から多くの有志学生が参加しています。2023年からは関西学院大学の学生も合わせ、全国の大学生1129名が対象となります。デジタルを駆使したインターネット調査を通じて、SDGsに対する意識の高さや企業への期待を探る意義のある調査が行われる予定です。
キックオフの様子
キックオフでは、SoZo株式会社代表のあつみゆりかが自社の取り組みや、SDGsの重要性について学生たちに向けたプレゼンテーションを行いました。彼女は「このプロジェクトを通じて、Z世代が企業に求める価値観を明確にすることが重要です」と述べます。これにより、社会課題の解決に意欲的な若者たちがどのように企業を選ぶかについての理解が深まることでしょう。
学生たちの熱意
このプロジェクトには、法政大学から11名、関西学院大学から7名の学生が選ばれ、計18名が参加を決意しています。彼らは「SDGsをビジネスに活かしたい」、「社会と関わりながら自ら行動を起こしたい」といった様々な動機を持っています。特に、就職活動において企業の社会貢献性を重視し、他の学生の意見を知りたいという姿勢が見受けられます。この声は、志を同じくする仲間との議論を通じて、新たなインサイトを生み出すことが期待されます。
調査の進行
プロジェクトは今後、以下のステップで進められます。
1. マーケティングとSDGsに関する座学
2. アンケート企画ディスカッションと収集
3. 結果発表会(予定:2025年2月下旬)
このように、SDGsシューカツ解体白書プロジェクトは、Z世代の就職活動とSDGsの関わり方に新たな視点を提供していきます。
未来の展望
学生たちの活躍や議論の成果は、今後もSoZo株式会社の運営するWEBメディア「ツヅケル SDGsビジネスニュース」で発信されます。このプロジェクトが企業のSDGsに取り組む姿勢にどのような影響を与えるか、そしてZ世代がどのように社会貢献に関わっていくのか、その動向に注目です。
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