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アッヴィ・ジャパン・イノベーション・アワードの募集開始

アッヴィ合同会社が、米国のBioLabs社と共に主催する「アッヴィ・ジャパン・イノベーション・アワード」の募集が始まりました。この取り組みは、日本の創薬エコシステムの革新を推進することを目的としており、特に急成長するライフサイエンス分野に焦点を当てています。

アワードの概要

このアワードでは有望な日本のバイオテクノロジー企業や学術機関を対象に募集を行い、優れたイノベーションを表彰します。具体的には、受賞者には1年間の米BioLabs社のインキュベーション施設を利用できる「ゴールデン・チケット」と、1,000万円の賞金が授与されます。これにより、受賞者は革新的な治療法の実現に向けたさらなる研究開発を進めることが可能です。

対象領域と応募条件

アッヴィが重点を置く領域は、免疫疾患、がん、精神・神経疾患、アイケア、肥満症、美容医療です。これらの領域で新しい治療法を開発する可能性のある技術や研究を行っていることが求められています。受賞者の選考はアッヴィ社とBioLabs社によって行われ、2025年10月に結果が発表される予定です。

応募期間

募集は2025年6月17日から8月15日まで行われます。この期間に、応募を希望する企業や機関は、必要な書類を準備し、プロジェクトの内容を提出する必要があります。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

アッヴィの目指す未来

アッヴィ合同会社の社長、ティアゴ・カンポス ロドリゲス氏は、このアワードが「患者さんに革新的なヘルスケアソリューションを提供する」というアッヴィの使命に向けた重要なステップであると述べています。また、彼は日本政府が進めるオープンイノベーションとグローバルな連携の重要性を強調しました。

BioLabs社の創業者兼CEO、ヨハネス・フルハーフ氏も、「日本のスタートアップにゴールデン・チケット・プログラムを拡大できることを嬉しく思う」とコメントしており、日本における未来の技術革新に期待を寄せています。

BioLabs社とアッヴィについて

BioLabs社は、会員制のイノベーションプラットフォームとして、スタートアップが必要とする研究設備やサポートを提供しています。アッヴィは、免疫疾患やがんなどの分野において、革新的な医薬品を創出し人々の生活に貢献することを目指しており、今後もこの取り組みを強化していく方針です。

日本の創薬エコシステムの進化を加速する「アッヴィ・ジャパン・イノベーション・アワード」、今後の動向に注目です。

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