d&b Soundscapeの発表
2018-02-06 11:01:08
音響の新時代を切り開くd&b SoundscapeがISE2018で発表
音響の新時代を切り開くd&b SoundscapeがISE2018で発表
音楽やパフォーマンスの世界に新たな風を吹き込む技術、d&b Soundscapeが見事に登場しました。世界最大のAVシステム統合ショー、ISE 2018において正式に発表されたこのシステムは、音源の位置を明確化し、観客に音響の深みと感動的な体験を提供します。これにより、音楽の表現力がこれまで以上に広がります。
d&b Audio Technikの背景
d&b Audio Technikは、1981年にドイツで設立された企業で、オーディオソリューションのリーダーとして名を馳せています。彼らの製品は「100% made in Germany」として、高い品質と先進的な技術で国際的に評価されています。本社はシュツットガルト近郊のバックナングにあり、世界中のオフィスから400人以上の従業員が在籍しています。
d&b Soundscapeの特長
d&b Soundscapeは、従来のステレオ音響では経験できなかった新たな音響空間を創造します。多くのコンサート会場では観客が音源の位置を体感できるのは限られた範囲ですが、このシステムは音源の位置をより明確にし、パフォーマンスに奥行きを持たせることができます。アーティストは自由な表現ができ、観客は感動的な体験を得ることができます。
体験デモと国内展開
昨年11月、Inter BEEでの体験デモは多くの関心を集めました。この度の正式発表を契機に、d&b Soundscapeは日本市場に積極的にアプローチし、多くの音楽ファンにその魅力を届ける予定です。
d&b Soundscapeの製品プラットフォーム
d&b Soundscapeは主に3つのコンポーネントによって構成されています。
1. DS100シグナルエンジン
この心臓部とも言えるエンジンは、デジタルネットワークのDanteに対応し、64の入力と64の出力を持っています。音のレベルやディレイ、EQといった調整が可能で、リコール可能なプリセットも備えています。
2. d&b En-Scene
最大64の音源の位置や動きを管理するための音源ポジショニングツールです。このツールでは、音の動きが視覚と同期するように設計されています。音源を意図した位置に配置し、その動きを自然に追随することが可能です。
3. d&b En-Space
このソフトウェアは、与えられた空間の音響特性を調整するルームエミュレーションツールです。特に、世界的に有名な音楽ホールでの響きを基にした残響音を利用することで、音響の質を向上させることができます。
世界的なAVシステム展ISE 2018
d&b Soundscapeの発表の舞台となったISE 2018は、オランダのアムステルダムで毎年行われるプロオーディオ業界の最大のトレードショーです。最新技術や製品、ソリューションが一堂に会し、業界のトレンドを掴むのに最適なイベントです。
会社概要
d&b Audio Technik Japanは、神奈川県横浜市に本社を構え、1981年の創立以来、常に革新的な音響ソリューションを提供し続けています。代表取締役の加藤浩典氏のもと、今後も日本市場における音響技術の発展に貢献していくことでしょう。
音楽の未来を切り開くこの新技術「d&b Soundscape」は、観客とアーティストの心を一体化させ、新たな感動を提供します。
会社情報
- 会社名
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ディーアンドビー・オーディオテクニック・ジャパン株式会社
- 住所
- 神奈川県横浜市都筑区東山田4-33-7
- 電話番号
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