恵比寿『アルカサル』新設フルセットアップオフィスの魅力

渋谷区恵比寿に位置する商業ビル『アルカサル』の1階101区画がフルセットアップオフィスとして新たに生まれ変わりました。これはサッポロ不動産開発株式会社による取り組みで、企業のニーズに応じた多様で機能的な働く環境を提供することを目的としています。
『アルカサル』は恵比寿駅から徒歩圏内の、築30年を超える小規模オフィスビルでありながら、地域の支持を長年にわたり受けてきた物件です。このたびのセットアップオフィス化は、恵比寿エリアへのスタートアップ企業の増加を反映した結果で、ハイブリッドワークや少人数での迅速な事業立ち上げといった新しい働き方に対応したものです。

フルセットアップオフィスの魅力

本区画は、企業が創造的に働けるように設計されており、アートやグリーン、家具などが一体となった空間デザインが特徴です。「ひらめき」を生む環境を重視し、柔軟に働くことができるオフィスが整っています。この独自のアプローチにより、オフィス全体の競争力も強化され、満足度が向上することが期待されています。

フルセットアップの詳細

このオフィススペースは、打合せエリアと執務エリアを明確にゾーニングし、それぞれに異なるデザイン的要素を持たせています。

- 打ち合わせエリアのデザイン性アップ

空間の仕上げには木材やレンガタイルを使用し、特に打合せエリアのデザイン性を強調しています。スタートアップが新たな挑戦を開始する場として、このエリアは「デザイン性優先エリア」として特別に設けられています。

- アートとグリーンの演出

執務エリアには、自然素材とフェイクグリーンによるアートが施されています。流木とグリーンは持続可能性と成長を象徴し、このオフィスが「挑戦のはじまりの場所」であることを強調しています。

- 機能性と可変性を両立する「any Wall」

打合せエリアと執務エリアの間には、可動式の「any Wall」が設置されています。これにより、スペースの用途に合わせた柔軟な配置が可能になり、チームのコミュニケーションも促進されます。

最適な環境を目指して

サッポロ不動産開発は、恵比寿のまちづくり方針として「ひらめきがうまれるまち」を掲げています。彼らはこの理念に基づき、働きと遊び、住む環境が融合する場所を目指しています。新たな発想を促すオフィススペースの設計提供を通じて、地域自体の活性化も図っています。

このフルセットアップオフィスの成功事例は、今後も恵比寿エリア内の他の物件に活かされていくことでしょう。サッポロ不動産開発は、今後も築古オフィスのリノベーション支援を含む様々な施策を通じて、地域の発展に貢献していくと意気込んでいます。

施設概要

名称：アルカサル
所在地：渋谷区恵比寿1丁目18-5
敷地面積：109.32坪
延床面積：237.62坪
構造・規模：RC造・地下1階地上4階建
用途：オフィス・店舗
竣工：1992年6月

これからのビジネス環境に最適な場所として、『アルカサル』のフルセットアップオフィスは、多くの企業にとって魅力的な選択肢となるでしょう。