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新しいものづくりの拠点が誕生

神奈川県横浜市都筑区に、革新的な拠点「THE GUILD IKONOBE NOISE（ザ・ギルド イコノべノイズ）」が2020年12月10日にオープンしました。この施設は、コロナ禍で変わりつつある人々の生活に応える形で、住むことと働くことを融合させる新たな取り組みを行っています。

「職住融合」の重要性

私たちの日常において、住む場所や働く環境は密接に関連しています。この新しい拠点では、賃貸住宅やテナント、さらには職人たちが集う空間が設けられています。このような多様な要素が交わることで地域社会とのつながりが生まれ、新たな価値を創出することを目指しています。従来の「住む」「働く」の枠を超えた、新たなライフスタイルを提供します。

施設の概要

「THE GUILD IKONOBE NOISE」は、築40年あまりの町工場をリノベーションしたもので、1階には木材加工場やテナント、シェアスペースがあり、2階にはフルリノベーションされた賃貸住宅があります。入居者やゲストが集まるシェアスペースでは、キッチン付きの環境が整えられ、イベントや打ち合わせにも利用できるように設計されています。

さらに住宅は、居住者が自分のライフスタイルに合わせてアトリエやワークスペース、ショールームとして自由に活用できる3種類の間取りから選べるようになっています。

コミュニティの形成

「THE GUILD」では入居者やテナントによるコミュニティを形成しており、地域の人々も参加可能なイベントが定期的に開催予定です。月に一度の入居者会議を通じて、参加者は課題を共有し、運営の改善やコミュニケーションを円滑にするための取り組みも行っています。
さらに、地域に向けたオープンスタジオデイを数ヶ月に一度実施し、入居者の創作活動や作品を広める機会を提供しています。年に一度は「THE GUILD」全体を挙げたフェスティバルも検討しています。

名称とデザインの背景

「THE GUILD」の「GUILD」は手工業者の共同体を意味し、ものづくりのコミュニティを直感的に感じさせます。また「NOISE」は地域に変革をもたらす存在であることを象徴しています。ロゴは、余白を持つことで新たな暮らしの期待感やクリエイティブな人々の集まりを表現しており、古くからのものづくりの精神を受け継いでいくことも意図しています。

入居者を募集中

現在、入居者を募集中で、1階のテナントスペースや2階の居住スペースが条件に応じて賃貸されています。テナントスペースは64,000円〜78,000円、居住スペースは80,000円〜90,000円の賃料で提供されています。

この新しい拠点で、暮らしや働き方がどのように変わるのか、期待が膨らみます。地域と人々をつなぐ「THE GUILD IKONOBE NOISE」にぜひ注目しましょう。

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