福岡市で開催！未来に向けた生物多様性シンポジウムの全貌

福岡市での生物多様性シンポジウム2025

2025年11月25日、福岡市にて生物多様性に関するシンポジウムが開催されます。このシンポジウムは「自然と人とビジネスがともに進化するふくおか」をテーマに掲げており、現代における気候変動や生物多様性の減少などの課題への対策を探ります。具体的には、経済活動を通じて自然と共生する「ネイチャーポジティブ」への転換を目指しています。

本シンポジウムが特に注目される理由は、福岡市が自然資源と都市の距離が近い立地にあるからです。企業、行政、市民の三者が一堂に会し、新たなビジネスモデルや地域の可能性を模索する場となります。持続可能な未来を共に築く一歩を、ここ福岡で踏み出しましょう。

シンポジウム概要

- 開催日: 2025年11月25日（火）13:30〜16:30
- 会場: 電気ビル共創館カンファレンスルームA

福岡市中央区渡辺通2-1-82

- 参加費: 無料
- 定員: 100名（事前申込制）

プログラムスケジュール（暫定）

- 13:00 開場
- 13:30 オープニングセッション
- 13:45 基調講演
- 14:25 事例紹介や技術発表
- 15:55 情報交換会
- 16:25 クロージング
- 〜自由交流時間〜

このシンポジウムでは、ネイチャーポジティブ実践者らがそれぞれの立場から実際の取り組みを紹介します。参加者は、モデレーターのファシリテーションのもと、各テーマについて深く意見を交わすことができます。

登壇者

登壇者には様々な分野の専門家が名を連ねています。

- 大野隆氏（株式会社肥後銀行）
- 沖雅之氏（株式会社八女流）
- 木藤健二郎氏（九州大学）
- 中野勇人氏（株式会社ヴェントゥーノ）
- 舛田陽介氏（株式会社シンク・ネイチャー）
- 司会進行：佐々木理恵氏

特徴①：多様な実践者の取り組み

シンポジウム第1部では、異なる業界から集まった実践者が、それぞれの取り組みや道筋を示します。このプロセスを通じて、聴講者はネイチャーポジティブに向けた新たな手法に出会うことでしょう。

特徴②：情報交換の場

第2部では、テーマ別のグループでの意見交換が行われ、参加者が持つ課題やアイデアを共有します。これにより、ネットワークが広がり、協働の機会が生まれます。

開催の背景

福岡市がこのシンポジウムを企画した背景には、環境省が発表した「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」があります。これは、2024年までに日本国内で約47兆円の新たなビジネス機会を見込んでおり、自然との共生が経済活動においても重要になってくることを示唆しています。しかし、ポジティブ経営への移行は決して容易ではなく、多くの企業が課題を抱え、模索を続けています。特に中小企業には、独自の論理で取り組む必要があります。

福岡は、豊かな自然を背景に、特有のビジネスチャンスが広がっています。このシンポジウムを通じて、福岡におけるネイチャーポジティブのムーブメントが形成され、他地域とも連携し、世界に発信できる基盤を築くことを目指します。

未来に向けた取り組み

今回のシンポジウムの後には、ネイチャーポジティブビジネスを学ぶための研修やコミュニティ形成も予定されています。参加者は実践者からの具体的なノウハウを得ることで、自らのビジネスに活かすことができます。福岡市の魅力を最大限に活かし、自然と人、ビジネスが共進化する未来を歩んでいく部分にご参加いただきたいと思います。

シンポジウムへの申し込みや詳細は【こちら】(https://seibutsutayousei.city.fukuoka.lg.jp/event/2611/)からご確認ください。