千葉大学とマイファームが連携した農業の魅力発信プログラム
千葉大学と農業ソーシャルベンチャーである株式会社マイファームが連携し、学生向けのプロジェクト型学習(PBL)プログラムを開始します。このプログラムは、農業の魅力を広め、若者が農業を職業選択の一つとして考えるきっかけを提供することを目指しています。
プログラムの背景と目的
「自産自消のできる社会をつくる」という理念のもと、マイファームは農業の未来を担う若者たちにその魅力を伝える活動を行っています。今回のプログラムは、千葉大学生を対象にしたもので、彼らに農業の現状や可能性を理解させることが主な目的です。具体的には、農業の現状を学び、学生としての視点から共に農業の未来を考えていくワークショップが含まれます。
プログラムの内容
プログラムは令和7年の8月から12月の間に全5回実施され、各回の内容は以下の通りです。
1.
DAY1(8月29日) - 日本の農業の現状を学び、農業界に必要な施策を考える。
2.
DAY2(9月12日) - 千葉市の農育講座を通じて、将来の農業関係人口を増やすための施策について考察。
3.
DAY3(10月18日) - 千葉市の新規就農研修について学び、新規就農者と意見交換を行う。
4.
DAY4(11月23日) - 市民の農業理解を促進するための施策を考える。
5.
DAY5(12月13日) - これまでの振り返りと企画案の発表を行う。
農業の魅力発信コンソーシアム
本プログラムに関連して、農業の魅力発信コンソーシアムも設立されており、農林水産省の補助事業を受けて活動しています。このコンソーシアムは、農業に縁のなかった人々にその魅力を知ってもらうことを目的としています。産業における農業の重要性を認識し、他の職業にはない魅力を伝えることが基本方針です。この取り組みを通じて、若者が農業に関心を持つきっかけを作り出しています。
今後の展望
本プログラムの活動はWebページで公開され、より多くの人に農業の魅力が伝わることを期待しています。また、農業界の未来を共に考え、新たな価値を創造する取り組みが今日から始まります。これにより、生産者と消費者の距離が縮まり、より持続可能な社会を実現することへとつながっていくでしょう。
若者にとって、農業は未来のキャリアの選択肢として重要な位置を占めています。このプログラムがその道を切り開く一助となることを願っています。