ちばアクアラインマラソン2024に見るNFT施策の成果
2024年11月10日、千葉県内で開催された「ちばアクアラインマラソン2024」では、SUSHI TOP MARKETING株式会社と千葉銀行が協力し、デジタル開催記念証(NFT)の配布を行いました。この施策は、マラソン参加者や応援者に新たな体験を提供することを目的としています。
NFTによる新しい証明書の提供
昨年の開催から続くこの取り組みでは、特に三種類のデジタル証明書が用意されました。
1.
応援者用デジタル開催記念証(NFT)
飛び交う声援に感謝の意を示し、参加者やその家族、友人たちに贈られたデジタル証明書は、スマートフォンを通じて簡単に受け取ることができます。これにより、マラソン大会や千葉県への愛を再確認できる贈り物となりました。
2.
ランナー用デジタル開催記念証(NFT)
マラソンを完走したランナーには、デジタル証明書の取得が推奨されます。当日までにこの証明書を用意し、完走記録が自動的に刻まれ、唯一無二のデジタル完走証明書に変わります。
3.
アンケート回答証明書(NFT)
施策に関するアンケートに参加した方々にも、デジタル証明書が配布されました。
NFTの発行状況と参加者の反響
今回の施策では、合計で13,772個のNFTが発行され、ユニークユーザー数も1万人を超えたことが明らかになりました。特に、ランナー用のデジタル証明書は8,831個が発行され、約16,000人の参加者のうち半数以上がこの施策に参加していることが判明しました。
スポーツイベントにおけるNFTマーケティングの意義
NFTの導入により、スポーツイベントにおける参加の欲求や記録の保持が可能になります。また、従来の紙ベースの証明書よりも紛失リスクを軽減し、改ざんされることのない証明をデジタル上で享受できます。NFTの特徴として、後から特典や体験を付加できるため、ユーザーとの長期的な関係構築が期待されます。
このように、熱心なユーザーが集まるマラソンイベントにおいてNFT技術を活用することは、新たなエンドユーザーとの接点を生み出し、地域の企業や自治体にとっても新しい経済活動の促進につながると考えています。
事例共有会のご案内
本施策の詳細や、スポーツチームにおけるNFT活用事例については、12月6日(金)に予定されている「事例共有会Vol.8」にて詳しく紹介を予定しています。興味がある方はぜひ参加して、最新の事例を学びましょう。
企業情報
株式会社千葉銀行
SUSHI TOP MARKETING株式会社