80年目の終戦を振り返る、港区立郷土歴史館特別展

港区立郷土歴史館特別展のご案内

港区立郷土歴史館では、2023年7月5日から9月30日まで、特別展「戦争を見つめなおそう」を開催します。この特別展は、アジア・太平洋戦争の終戦から80年を迎える今年にあたる重要な企画です。戦争を直接経験していない世代が増える中、私たちはどのように戦争の歴史や平和の意味を理解していくべきなのでしょうか。

企画の背景

今年の展示は、戦争を知る手段が限られている若い世代に、当時の生活や戦争の悲しみを伝えることを目的としています。悲惨な戦争を生き抜き、その後の復興に努めた人々の体験と思いを通じて、平和の重要性について考える場を提供します。展示では、館が所蔵する貴重な資料を中心に、戦時下の生活や復興の様子について取り上げます。

展示内容

特別展では、戦時中の生活状況を示す資料や写真、そして戦後の復興過程を映し出す展示物が具体的に紹介されます。来場者は、当時の人々がどのように生活し、どのような困難を乗り越えていったのかを知ることができます。また、戦争の記憶がどのように現代に引き継がれているのかも考えさせられるでしょう。

開催の詳細

- 開催期間: 令和7年7月5日（土）から9月30日（火）
- 会場: 港区立郷土歴史館特別展示室（白金台四丁目6番2号ゆかしの杜内）
- 開館時間: 午前9時から午後5時まで（毎週土曜は午後8時まで延長）
- 休館日: 7月17日、8月21日、9月18日（いずれも木曜日）

観覧料について

観覧料は、大人200円、学生（小・中・高校生）100円です。さらに、常設展とのセット料金も利用でき、団体割引も適用されます。特に区内在住の65歳以上の方や、障害者とその介助者には無料入館制度がありますので、証明書をお持ちください。

この特別展は、ただの歴史的な展示にとどまらず、私たち一人一人が平和について考えるきっかけとなる場です。戦争を経験した人々の思いを未来へつなぐために、ぜひご来館ください。

詳細な情報については、公式サイトをご確認ください: 港区立郷土歴史館公式サイト