nyans、猫のための新たな爪とぎ「つめまる」リニューアル
福岡県福岡市に本社を置く株式会社nyansは、猫を中心に考えた”爪が丸くなるnyansの爪とぎ【つめまる】”をリニューアルすることを発表しました。特に、爪とぎのやすりの位置については、猫たちの意見を反映した独自の審議会を開催し、商品開発に役立てる試みを行います。
猫の審査員222匹が選ぶ爪とぎの新デザイン
今回のリニューアルにあたり、nyansは222匹の猫を審査員に招集しました。審査員たちは、やすりの位置が異なる2種類のタイプを必ず使い比べ、その結果によって新たなやすりの配置が決まります。販売は2026年8月22日から開始され、審議の結果は9月10日に発表される予定です。
この新たな爪とぎ「つめまる」は、発売初期から人気を博し、2026年2月から7月までの半年で既に1万台以上を販売しました。しかし、使用しないという意見もあり、飼い主からのフィードバックを聞いた結果、改良が必要であるとの判断に至りました。
改良の背景にある猫たちの声
猫たちがなぜ特定の爪とぎを好まないのか、その理由はさまざまです。「やすりが届かない」「サイズが小さい」「色が気に入らない」と、飼い主からの生の声を受けて、nayansはその改善に取り組みました。
例えば、やすりの色を白から茶色に変更したことはその一環で、実際に保護猫カフェでのテストにおいて、白い面と茶色い面で研ぐ回数に明らかな差が見られました。猫の視覚に配慮したこの変更によって、より多くの猫が爪研ぎを好むようになったのです。
やすりの位置も猫が選ぶ
今回のリニューアルでは、「真ん中にやすりをもう一つ設けてほしい」という猫たちからのリクエストに応える形で、やすりの設置位置にも工夫が施されます。別々のタイプを比較しながら使用することで、猫たちのフィードバックをもとに最終的な配置が決定される予定です。
開かれた審議会と猫とのコミュニケーション
nyans代表の谷口紗喜子氏は、今回の試みが「猫の幸せを共に実現するパートナー」としてお客様を大切にする姿勢を象徴していると語ります。猫社会の意見を取り入れることは、単に商品を売るのではなく、猫たちの生活をいかに向上させられるかを真剣に考える取り組みの一環として、興味深いものであると言えるでしょう。
実施される審議会の概要
この公開審議会では、参加者がオンラインで猫の様子を観察しながら、結果はSNSでも長期的にフォローできるように設計されています。また、価格は特別価格6,980円(税込)で、購入者には必ずアンケートに回答してもらう必要があります。
nyansについての紹介
株式会社nyansは「人間の都合ではなく、猫を中心に考える」を掲げており、猫の生態を理解した製品開発に力を入れています。爪とぎ【つめまる】はこうした理念に基づいて開発され、猫たちが自然に爪をケアできる環境を整えることを目指しています。今後の展開にも注目です。